logo After THE BARN #3 - From Silverboy to SCRATCH



親愛なるSCRATCHへ

日に日に昼が長くなって行くのが分かる(今では毎日午後9時頃まで明るい)。暑い日もあるけれど、湿気が少ないので不快じゃない。歩道に並べられたカフェのテラスで、ドイツ人たちはビールを飲みながら何時間もおしゃべりに興じている。ヨーロッパの最も美しい季節がやってきた。できることならキミを招待したいくらいだよ。

さて、キミが書いてくれたメールを読んだ。僕のだらしなく長いメールを的確に要約してくれていると思う。僕が言いたかったのはまさにそういうことだ。

それから「クラシックス」の件。これもキミの考えでいいと思う。僕はいつもデビューから渡米までを第1期、帰国からザ・ハートランドの解散までを第2期、「フルーツ」以後を第3期だと思っているから、その第1期を便宜上「クラシックス」と呼ぶことに異存はない。そして佐野元春の最もベーシックなコミットメントである第1期の作品が今回のツアーでどう扱われるかという点が、佐野元春の現在を考える上で重要だという僕の考えは先に述べた通りだ。

もう一つ、アンコールのメドレーをどう考えるかという点。僕もアンコールで歌われるメドレーは本編の「クラシックス」とは異質なものだと思う。本編を「THE BARN」からの曲で固めたことと、アンコールで「デトロイト・メドレー」を(しかも「クラシックス」を取り込んで)演奏することは、僕の中では極めて自然な順接の関係に立っている。しかし本編で「Rock & Roll Night」をオリジナルに近いアレンジで演奏すること、ツアー終盤に向かって独立して演奏される「クラシックス」が増えていったことは、明らかにそうした構成に対して緊張をはらんでいるはずだ。だから、アンコールのメドレーと、それ以外の「クラシックス」とは分けて考えた方がいいのではないかと僕も思う。

今日も悪くない天気だ。こんな日は仕事も適当に切り上げてどこかへでかけたい。キミの返事を待っている。

Silverboy



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