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Moto Singles 1980-1989 Moto Singles 1980-1989

1986.12.1発売 Epic Sony
ESCB-1064/5 [CD]

RE-MIX ENGINEER:
阿部保弘

作詞・作曲:
佐野元春
編曲:
佐野元春(ex.1)、大村雅朗(1)、伊藤銀次(2,3)
●アンジェリーナ
●ガラスのジェネレーション
●Night Life (Re-Mix)
●Someday
●Down Town Boy (Re-Mix)
●彼女はデリケート
●Sugartime
●Happy Man
●スターダスト・キッズ
●グッドバイからはじめよう
●Tonight (Short Edited Version)
●Complication Shakedown
●Visitors
●New Age
●Young Bloods
●リアルな現実 本気の現実
●Christmas Time In Blue
 −聖なる夜に口笛吹いて (Original Version)

●Strange Days −奇妙な日々
●Angelina (Slow Version)
●Season In The Sun −夏草の誘い
●Looking For A Fight
 −ひとりぼっちの反乱 (Re-Mix)
●Wild Hearts −冒険者たち
●Shadows of The Street (London Mix)
●99 Blues (7inch Version)
●Individualists (7inch Version)
●警告どおり 計画どおり
●風の中の友達
●約束の橋
●君が訪れる日
●ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
●愛することってむずかしい
●シティチャイルド
●水の中のグラジオラス
●雪 −あぁ世界は美しい



デビュー・シングル「アンジェリーナ」から「雪 −あぁ世界は美しい」までのシングルを発売順に収録したベスト・アルバム。シングル・カップリング曲の一部も含め全34曲を収録、CD2枚組での発売となった。

収録されているのはシングル「ガラスのジェネレーション<LIVE>」を除いてこの時期までに発売されたすべてのシングルのA面と、「Strange Days」以降のシングル・カップリング曲のうち、それまでアルバム未収録となっていた7曲であるが、一部の曲は収録にあたってリミックスまたは編集された。このアルバムでしかCD化されていないのは「リアルな現実 本気の現実」「Looking For A Fight」「Shadows of The Street」の3曲、その他にもこのアルバムでしか聴けないバージョンが何曲か収録されている。このアルバム収録に当たって新たに手を加えられたのは以下の5曲。

●「Night Life」 リミックス。
●「Down Town Boy」 リミックス。この曲については佐野元春自身が以前からシングル・バージョンの録音に不満を持っていた(アルバム「SOMEDAY」に収録されているのはそうした理由からリテイクされたバージョンである)。音がかなりダンゴ状になっていたオリジナルに比べると、このアルバムでのリミックスはセパレーションが非常にすっきりと整理されており、できとしては悪くない。
●「Tonight」 歌詞の順序を入れ替えて一部編集。このショート・エディテッド・バージョンはこのアルバムで初めて公開され他では聴くことができない。
●「Looking For A Fight」 リミックス。
●「Shadows Of The Street」 リミックス。このミックスは、佐野がアルバム「Cafe Bohemia」用の音源を携えてロンドンに渡った際、それらとともにアラン・ウィンスタンレーが手がけたもの。ミックスそのものはオリジナルとさほど異ならないが、エンディングがフェード・アウトしている。

渡米前のシングル・カップリング曲の大半はアルバム「No Damage」に収録されていたことから、このアルバムの発売により、アナログ盤で発売されながらCD化されていない曲は「Wonderland」「Dovanna」の2曲になった。しかしながらシングル曲・カップリング曲の中には、アルバム収録に際して手を加えられたものも多く、このアルバムが発売されたことによって、そうした曲がオリジナルのままCD化される可能性はむしろ逆に失われたと言ってよい。

一方でこのアルバムには、オリジナル・アルバムやアルバム「No Damage」に収録されたシングル曲がそのまま再録された例も多く、シングル・コレクションという構成上しかたないとしても、バランス上どうも釈然としない部分が残ることも事実である。特に12インチでのみシングル・カットされた「インディビジュアリスト」「99ブルース」を、7インチ・バージョンと称してアルバム「Cafe Bohemia」と同じオリジナル・バージョンで収録することに何の意味があったのか判然としない。

このアルバムが未CD化曲対策も含めたシングル・コレクションであるならば、カップリング曲も含めてすべてオリジナルのまま発売順に並べるか、思い切って入手が困難な曲・バージョンだけをレアリティーズとして集めてもよかったのではないかと思う。いずれにせよ現在このアルバムでしか聴けない曲もあり、シングル・リリースを重視してきた佐野元春というアーティストの軌跡をたどる意味でも持っておきたいコンピレーション。



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