logo 佐野元春 全シングル解説 1980-1983

 




アンジェリーナ
佐野元春

Epic Sony
06・5H-31[7'] (1980.3.21)

アンジェリーナ
さよならベイブ

作詞・作曲:佐野元春
編曲:大村雅朗
記念すべきデビュー・シングルであり、初めて公開された佐野元春の音源ということになる。1か月後にリリースされたデビュー・アルバム「Back To The Street」からの先行シングルとして発売され、AB面両曲ともそのまま同アルバムに収録されたため、音源としての希少性はない。アナログ7インチ・シングルのみの発売。

ジャケットにはアルバム「Back To The Street」と同じ場所で撮影された写真を使った初期のもの(上掲のもの)と、その後変更されたもの(イメージ)の2種類が存在する。

 




ガラスのジェネレーション
佐野元春

Epic Sony
07・5H-53[7'] (1980.10.21)

ガラスのジェネレーション
It's Alright

作詞・作曲:佐野元春
編曲:佐野元春・伊藤銀次
1981年2月にリリースされたアルバム「Heart Beat」からの先行シングル。AB面両曲ともそのまま同アルバムに収録されており、音源としての希少性はない。アナログ7インチ・シングルのみの発売。
 




Night Life
佐野元春

Epic Sony
07・5H-67[7'] (1981.2.25)

Night Life
Good Vibration

作詞・作曲:佐野元春
編曲:佐野元春、伊藤銀次(A)、大村雅朗(B)
アルバム「Heart Beat」のリリースに合わせ同日に発売された。AB面両曲ともそのまま同アルバムに収録されており、音源としての希少性はない。アナログ7インチ・シングルのみの発売。
 




SOMEDAY
佐野元春

Epic Sony
07・5H-84[7'] (1981.6.21)
ESDB-3098[3'CD] (1990.4.21)

SOMEDAY
Bye Bye Handy Love

作詞・作曲・編曲:佐野元春
リリース時点では単発のシングル。当初はアナログの7インチ・シングルのみの発売だったが、1990年に『SOMEDAY』がJR東日本のCFに使われたことからCDシングル(3インチ)がリリースされた。

『SOMEDAY』は1982年5月リリースのアルバム「SOMEDAY」にタイトル・ソングとして収録された。

『Bye Bye Handy Love』はオリジナル・アルバムには収録されていない。1983年リリースのコンピレーション・アルバム「No Damage」に一部をカットしたショート・バージョンで収録された他、2002年にリリースされた「SOMEDAY Collector's Edition」(アルバム「SOMEDAY」のスペシャル・パッケージ)のボーナス・ディスクにオリジナル・バージョンが収録された。

 




ダウンタウン・ボーイ
佐野元春

Epic Sony
07・5H-101[7'] (1981.10.21)

ダウンタウン・ボーイ
スターダスト・キッズ

作詞・作曲・編曲:佐野元春
リリース時点では単発のシングル。アナログ7インチ・シングルのみの発売。『ダウンタウン・ボーイ』は1982年5月発売のアルバム「SOMEDAY」に収録されたが、シングル・バージョンの録音状態が悪いとの判断で新たにレコーディングした別テイクが採用されている。

シングル・バージョンは2006年リリースのコンピレーション「THE SINGLES EPIC YEARS」に収録された他、「Moto Singles 1980-1989」(1990年)、「The 20th Anniversary Edition」(2000年)、「SOMEDAY Collector's Edition」(2002年)などにそれぞれ異なったリミックスが収録されている。

カップリングの『スターダスト・キッズ』はイントロにブルースハープをフィーチャーしたオリジナル・バージョンでオリジナル・アルバムには未収録。2002年に発売された「SOMEDAY Collector's Edition」のボーナス・ディスクに収録された。シングルA面として1982年11月に再リリースされたのは、このバージョンに追加でレコーディングを行ったもの。

 




彼女はデリケート
佐野元春

Epic Sony
07・5H-110[7'] (1981.3.21)

彼女はデリケート
こんな素敵な日には (On The Special Day)

作詞・作曲・編曲:佐野元春
大滝詠一、杉真理とともに参加したオムニバス・アルバム「Niagara Triangle Vol.2」からのシングル・カットでアルバムと同日のリリース。アナログ7インチ・シングルのみの発売。

『彼女はデリケート』はバージョンはアルバム収録のオリジナルとは異なっており、エンディングのリフレインが一部カットされるなど編集されたショート・バージョンである。このシングル・バージョンは1990年リリースの「Moto Singles 1980-1989」などのコンピレーションに収録されている。

『こんな素敵な日には』はアウト・テイクであり同アルバムには収録されていない。後に「No Damage」(1983年)、「Slow Songs」(1991年)などのコンピレーションに収録された。
 




Sugartime
佐野元春

Epic Sony
07・5H-115[7'] (1982.4.25)

Sugartime
Wonderland <WALKMANのテーマ>

作詞・作曲・編曲:佐野元春
1982年5月発売のアルバム「SOMEDAY」からの先行発売シングル。ジャケットのアートワークもアルバム・ジャケットと同じフォト・セッションからのものと思われる。アナログ7インチ・シングルのみの発売。

『Sugartime』はブレイク時の囁きがアルバム「SOMEDAY」収録のバージョンとは異なる。このシングル・バージョンは1983年4月リリースのアルバム「No Damage」他に収録。

『Wonderland』は長い間CD化されず幻のトラックとなっていたが、2002年に「SOMEDAY Collector's Edition」のボーナス・ディスクにモノラル・バージョンが収録された。ステレオ・バージョンはこのシングルのみに収録。ソニー・ウォークマン(携帯型カセットテープ・プレイヤ)のCMソングで、ビートルズ・フレイバーにあふれたポップでキュートな小品。全編英語で歌われた唯一の作品でもある。
 




Happy Man
佐野元春

Epic Sony
07・5H-133[7'] (1982.8.25)

Happy Man
マンハッタンブリッヂにたたずんで

作詞・作曲・編曲:佐野元春
アルバム「SOMEDAY」からのシングル・カット。アナログ7インチ・シングルのみの発売。

『Happy Man』はアルバム「SOMEDAY」に、『マンハッタンブリッヂにたたずんで』はアルバム「Niagara Triangle Vol.2」にそれぞれ収録されたものと同じバージョンであり、音源としての希少性はない。
 




スターダスト・キッズ
佐野元春

Epic Sony
07・5H-140[7'] (1982.11.21)

スターダスト・キッズ
So Young

作詞・作曲・編曲:佐野元春
単発のシングル・リリースで両面ともオリジナル・アルバムには収録されていないナンバー。アナログ7インチ・シングルのみの発売。

『スターダスト・キッズ』は、シングル「ダウンタウン・ボーイ」のB面としてリリースされたオリジナル・バージョンに追加レコーディングを行った新しいバージョン。1983年4月発売のコンピレーション・アルバム「No Damage」他に収録。

『So Young』はリミックスされてアルバム「No Damage」に収録された。オリジナル・バージョンは2002年5月にリリースされた「SOMEDAY Collector's Edition」のボーナス・ディスクに収録された。山下久美子に提供した楽曲のセルフ・カバーである。
 




グッドバイからはじめよう
佐野元春

Epic Sony
07・5H-150[7'] (1983.3.5)

グッドバイからはじめよう
モリスンは朝、空港で

プロデュース:佐野元春
作詞・作曲・編曲:佐野元春
エンジニア:吉野金次
単発のシングル・リリースで両面ともオリジナル・アルバムには収録されていないナンバー。アナログ7インチ・シングルのみの発売。

『グッドバイからはじめよう』は同年4月発売のコンピレーション・アルバム「No Damage」他に収録された。

『モリスンは朝、空港で』は2012年リリースのボックス・セット「SOUND & VISION 1980-2010」に収録された他、エンディングに若干の編集を加えて「No Damage」に、渡辺省二郎によるリミックスが2000年リリースのコンピレーション・アルバム「GRASS」他に収録されている。



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