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Nature Boy ●Destination
 (作詞 麻生圭子/作曲・編曲 伊藤銀次)
●This Love
 (作詞 伊野上和宏/作曲・編曲 伊藤銀次)
●Heaven
 (作詞・作曲・編曲 伊藤銀次)
●Heart and Soul
 (作詞 伊藤銀次・夢野よう太/作曲・編曲 伊藤銀次)
●Heart of Garden
 (作詞 柳川英巳・伊藤銀次/作曲・編曲 伊藤銀次)
●グラストゥリーの夜/Glass Tree Nights
 (作詞 小泉長一郎/作曲・編曲 伊藤銀次)
●Whisper of a Scream
 (作詞 夢野よう太/作曲・編曲 伊藤銀次)
●Rock'n'Roll Child
 (作詞 小泉長一郎・伊野上和宏・伊藤銀次
 /作曲・編曲 伊藤銀次)

●Tijuana Moon
 (作詞 夢野よう太/作曲・編曲 伊藤銀次)
●Nature Boy
 (作詞・作曲・編曲 伊藤銀次)
NATURE BOY
87.3.21
東芝EMI / TOCT-8349

■PRODUCER : 伊藤銀次
■ENGINEER : 井口 進

前作の「軽薄な」エレクトロ・ポップ路線に対して一部のファンから厳しい批判が寄せられたことを受けて、アコースティックかつソウルフルをテーマに制作された移籍第2作。

ジャケット写真やデザインのタイポグラフィ、一部の楽曲などはスタイル・カウンシルをかなり露骨に意識している。まさにアコースティック・ソウルという形容がぴったりの「Heart of Garden」、アコースティック・ギターのイントロが印象的な「Rock'n'Roll Child」、バブルガム・ブラザースに提供した曲を自らカバーした「Destination」など、アルバムの趣旨に沿った佳曲もあるが、全体としては曲のできにばらつきがあり、散漫な仕上がりとの印象は拭い難い。

また、「Whisper of a Scream」は社会的なメッセージを込めた作品で、淡々としたメロディの繰り返しが徐々に情感を盛り上げて行く作りとなっている。しかしながらこうしたテーマがこのアルバム、銀次の音楽になじむかどうかは疑問だ。結果としてこの曲を収録することで、このアルバムの意図はさらに曖昧になってしまった。メッセージ・ソングとしても、ポップ・ソングとしても中途半端な扱いであったと言わざるを得ない。

94年に再発されたCDでは、86年11月に発売されたシングル「イマジン」のカップリングであった「Whatever Gets You Thru The Night」(ジョン・レノンのカバー)がボーナス・トラックとして収録されている。


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