●シュガータイム
●優しい闇
●ジュジュ
●ヴィジターズ
●カム・シャイニング
●ワイルド・ハーツ
●バルセロナの夜
●すべてうまくはいかなくても
●ポーラスタア
●君をさがしている(The Coyote Band Version)
●希望
●境界線
●La Vita e Bella
●バイ・ザ・シー
●紅い月
●私の太陽
●東京スカイライン
●ボヘミアン・グレイブヤード
●レインボー・イン・マイ・ソウル
●誰かが君のドアを叩いている
●ヤング・フォーエバー
●星の下 路の上
●世界は慈悲を待っている
●ジャスミンガール
●ヤングブラッズ
●約束の橋
●サムデイ
●ロックンロール・ナイト
●ニュー・エイジ
●アンジェリーナ
●スターダスト・キッズ
●ダウンタウン・ボーイ
●グッドバイから始めよう
●国のための準備
●悲しきレイディオ〜メドレー
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タイトル通り、2016年3月26日に東京国際フォーラムで行われた「35周年アニバーサリー・ツアー・ファイナル」の様子を全曲収録したもの。千秋楽は翌27日に同じ国際フォーラムで行われたが、本作ではその1日前が撮影日となっている。両日ともセット・リストはまったく同じだった。
初回限定デラックス盤(Blu-ray仕様)には、このライブから14曲を抜粋したオーディオCDが付属している。
このライブは、コヨーテ・バンドをコアに、ギターに長田進、キーボードにDr.kyOn、山本拓夫(サックス)と西村浩二(トランペット)からなるブラス・セクションを加えたフル・バンド「ザ・コヨーテ・グランド・ロッケストラ」として公演したもの。アンコール5曲を含め全35曲、3時間を超える長尺のライブだったが、MCを一部カットした以外は全曲完全収録している。
とにかく新旧の曲を次々繰り出すボリュームに圧倒される。演奏がしっかりしているのは当然としても、ライブとは思えないくらい音がいいのは特筆すべき。会場の様子なども拾うが、基本的に演者をきちんと追う編集は好感が持てる。ライブの様子を生き生きと伝える質の高い記録映像だ。
一方で、3時間を超えるサイズ(190分)はさすがにボリューム感があり、日常生活の中では通して見ることすら簡単ではない。繰り返し見るというよりは保存版ということか。最新譜「Blood Moon」からの曲が多いのも嬉しい。代表曲はほぼ網羅されており、この時期の佐野の活動のスナップ・ショットとして貴重な作品。
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