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2000年2月6日(日)

●今日はバッハラッハというライン川沿いの小さな街に日帰りで行ってきた。ここはいわゆるライン川下りの真ん中辺りにある街で、昔からの木組みの家並みや城壁の見張り塔なんかも結構よく保存されている可愛らしいところだが、観光客は船でほとんど素通りしてしまうかわいそうな街でもある。日本から出張してきた会社の同僚を案内するのと、旅行シーズンを前にウォーム・アップするのと、ワインの買い出しをするのを兼ねて出かけることにした。
●天気もよく、2時間強のドライブは快適だったけど、なにしろまだシーズン・オフで、目当てのワイン酒場が閉まっていたのには困った。「ワイン売ります」の看板は出ていたので中庭に入って呼び鈴を押そうとしたら人の気配を察したお姉さんが出てきて対応してくれた。酒場の方は4月からだって、そんなことはワイン・ガイドには書いてなかったぞ。ま、ここで3種類12本ほどワインを買えたのでよかった。「カール・ハイドリッヒ」というワイン蔵だ。
●もう一軒目当てにしていたワイン酒場兼ワイン蔵はまったく閉まっていた。「フリッツ・バスティアン」。残念だったけど、片道2時間で来られることが分かったので、オン・シーズンにまた日帰りで訪ねてみよう。やっぱりドイツではシーズン・オフはきつい。どこもかしこも閉まっている。まあ、こんな時期に店を開けていても、来るのは酔狂な日本人くらいだから仕方ないか。
●古い街並みを観賞して写真でも撮ればまあOK。ぶらぶらするにはちょうどいい大きさの街かも。昼メシはあてをはずされて結局開いているペンションで食べた。料理はまあ特別美味しくもまずくもなし。ワインはまずかったけど。それでもかなりゆっくりさせてもらったので文句は言うまい。
●街の中でたばこ屋を兼ねたような土産物屋が1軒開いていて、そこで流れるボールペンをゲットした。ところで流れるボールペンって何?という問い合わせがときおりあるのだが、そのうちうまく写真が撮れたら流れるボールペンのページでも作ろうかな。なにしろもう100本以上たまっちゃって、これが結構壮観なんだよな。
●帰りにローレライの前でクルマを止め、写真を撮った。ローレライって単なる岩の崖なんだけど、ちゃんとペンキで「ローレライ」って書いてあるからすぐ分かる。ライン川の555km地点付近だ(源流からの距離表示が1kmごとにある)。
●という訳でバッハラッハ、今年の旅行初めは軽くジャブって感じだったけど、ワインも買えたし、アウトバーンで裏から入れば2時間でローレライまで行けることも分かったし、オフはやっぱり閉まってるところが多いというのもあらためて実感できたし。本格的なシーズンは4〜5月からだけど、とりあえず3月には遅い冬休みをとって南ドイツ周遊の旅が決定しているし、ワイン蔵旅行にもまた行きたいし、マンハイムにサッカー見に行く構想もあるし、今年はドイツ再発見の年ということで。


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