logo 提供曲1996-


ダンスが終わる前に 渡辺満里奈

●1996.3.21 アルバム「Ring-a-Bell」収録 OOCO 15(OOレコード)
●作詞・作曲 佐野元春/編曲 多羅尾伴内


大瀧詠一がプロデュースした渡辺満里奈のミニアルバムに収録。大瀧詠一がアレンジした今のところ唯一の佐野の楽曲である。佐野自身もシングル「ヤァ!ソウルボーイ」のカップリングとしてリリースした。
大瀧のアレンジはストリングスを多用したいわゆるナイアガラ・サウンドで、この曲の雰囲気にマッチしており、正直言って佐野自身のアレンジより格段によくできていると思う。渡辺満里奈のボーカルも押しつけがましさがなくさすがの仕上がり。


6210 in my house KYON

●1996.7.25 アルバム「6210 in my house」収録 COCD-9217(Consipio)
●作詞 佐野元春/作曲 KYON


HKBのマルチ・プレーヤーKYONのソロ・アルバムに詞を提供。この曲には佐野がラップ他でも参加。曲はKYONのピアノが印象的なミドル・テンポの作品。「6210」というのはマッキントッシュの品番らしい。

フリーダム ANDY'S

●1997.7.23 シングル PCDA-00975(キャニオン)
●作詞 ANDY, SHOW, JOSE, MOTO/作・編曲 佐野元春


佐野元春がテレビ番組「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」に出演した際、石橋貴明に依頼されて提供した曲。後に佐野自身も同じバック・トラックを使ってシングル「ヤング・フォーエバー」のカップリングとしてリリースした。
佐野プロデュース、HKB(当時はまだIHKB)演奏によるレコーディングの模様は同番組で放映された。ANDY'Sは石橋を中心とする番組中のユニット。歌詞は佐野とANDY'Sのメンバーの共作で、佐野は主にサビの部分を作詞した。尚、この曲のバック・トラックが、オリジナル・カラオケとしてカップリングされている。


昨日までの君を抱きしめて 猿岩石

●1998.3.18 シングル CODA-1464(コロムビア)
●作詞・作曲 佐野元春/編曲 CHOKKAKU


ユーラシア大陸ヒッチハイク横断で勇名を馳せたコメディアン猿岩石にシングル曲を提供。曲は初期の作品を彷彿させるフォーク・ロック調の穏やかなもので、猿岩石のボーカルも悪くない。この曲は佐野自身が後にアルバム「Stones and Eggs」に、「シーズンズ」とタイトルを変えて収録した。

So Goes The Song (Love Planet) John Simon

●1998.5.27 アルバム「Home」収録 PICP-1155(Pioneer)
●Written by Motoharu Sano & John Simon


佐野元春のアルバム「THE BARN」をプロデュースしたジョン・サイモンの求めに応じて、そのソロ・アルバムに歌詞を提供したもの。もちろん全編英語である。「クエスチョンズ」を思い起こさせるようなラインも登場する。曲はジョン・サイモンのエレキ・ピアノ弾き語りのゆったりとした曲で、佐野のビデオ「THE BARN TOUR」にも大阪フェスティバルホールのライブにジョン・サイモンがゲスト参加してこの曲を歌ったときの様子が収められている。

最後のレイディオ・ショー―Radio Days 金子マリ

●2006.11.8 アルバム「B-ethics」収録 IOCD-20192(AVEX)
●作詞・作曲 佐野元春/編曲 8 Elements will


70年代から活躍する女性シンガーである金子マリのアルバムに提供(作詞・作曲とも担当)。曲調は「Rock and Roll Heart」を思わせるミディアム・テンポのシャッフル・ビート。タイトル通りかつて佐野がDJを担当していたラジオ番組を連想させるノスタルジックな歌詞である。後に佐野自身が「ラジオ・デイズ」のタイトルでアルバム「Coyote」に収録した。

じぶんの詩―A BEAUTIFUL DAY The Whey-hey-hey Brothers

●2007.2.28 シングル YRCN-10187(R and C)
●作詞・作曲・編曲 佐野元春


佐野がレギュラー出演する日本テレビ系の音楽番組「MusiG」内の企画で、同番組のパーソナリティである山口智充(vo)と山本耕史(g)からなるユニットThe Whey-hey-hey Brothersに提供。佐野は作詞・作曲を手がける他、プロデュース、バックコーラスにも参加し、裏ジャケットには山本、山口と並んで写真が掲載されている。シンプルな曲調のロックンロールでバッキングはHKBのメンバーが中心。カップリングは山口による「グッドバイからはじめよう」のカバー。後に佐野自身がアルバム「Coyote」のiTSでの予約特典としてダウンロード・リリースした。

ふたりの理由、その後 小坂忠

●2009.3.18 アルバム「Connected」収録 VICL-63267(VICTOR)
●作詞・作曲 佐野元春/編曲 佐橋佳幸 & Soul Connection


佐野のアルバム「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」に収録された「ふたりの理由」のAメロ部分(原曲ではポエトリー・リーディング)に新たに歌詞とメロディを乗せたもの。Kyonのアコーデオンをフィーチャーしたソウル・ナンバーとなった。小坂忠の8年ぶりのオリジナル・アルバムとなったこの作品は佐橋佳幸がプロデュースを手がけた。このバージョンは後に佐野自身がセルフ・カバー・アルバム「自由の岸辺」に収録した。

流浪中 Darjeeling

●2019.1.23 アルバム「8芯二葉〜雪あかりBlend」収録 CRCP-40570(GEAEG)
●作詞 佐野元春/作・編曲 佐野元春・Darjeeling


DarjeelingはHKBの佐橋佳幸とDr.kyOnのユニットで、アルバムはさまざまなアーティストをゲストに迎えて制作されている。この曲は古田たかし、井上富雄、山本拓夫をバッキングに加えたHKBのメンバーでレコーディングされており、佐野がボーカルを担当していることから実質的には佐野の持ち歌と言っていいもの。軽妙なセカンド・ラインに乗せたR&Bナンバーに仕上がっている。



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