logo 提供曲1984-1990


すべてはこの夜に 沢田研二

●1984.6.21 アルバム「NON POLICY」収録 TOCT-9581(東芝EMI)
●作詞・作曲 佐野元春/編曲 井上鑑


他の楽曲と同時期に沢田研二に提供されたが、ステージ等で歌われるのみでレコーディングされずにいた曲を84年発売のアルバムに収録。アレンジは後にアルバム「フルーツ」で佐野自身のストリングス・アレンジを手がけることになる井上鑑である。この曲は吉川晃司がシングルでカバーしスマッシュヒットとなった。

ハートのイアリング 松田聖子
今夜はソフィストケート 松田聖子

●1984.12.8 アルバム「Windy Shadow」収録 CSCL 1274(ソニー)
●作詞 松本隆/作曲 Holland Rose/編曲 大村雅朗


「ハートのイアリング」は同年11月にシングルで先行発売された。佐野の提供曲の中でも最もヒットしたもののひとつなので説明の必要もないのではないかと思う。
「今夜はソフィストケート」はかつて沢田研二に提供した「Why oh Why」とAメロが同じ。どういう経緯で同じメロディを流用することになったのか知らないが、あまりほめられた仕事ではないと思う。こちらの方がテンポがゆったりとしておりアレンジもゴージャス。

California ROMY

●1985.3.25 アルバム「KI.A.I」収録 (28P-2001)(ポリスター)
●作詞 友部正人/補作詞・作曲 Holland Rose/編曲 矢野誠


ROMYは石川セリ(井上陽水夫人)の妹で本名・石川ひろみ。このアルバムは矢野誠がプロデュース、佐野の他、大沢誉志幸、泉谷しげる、加藤和彦などが曲を提供したプロジェクトで、アートワークは日比野克彦が担当した。曲自体はスローファンクをベースにした幻想的な雰囲気の佳曲。シングルでも発売された。
石川ひろみは後に佐野元春とともにブルーベルズという覆面デュオを結成することになる。また佐野のシングル「Season In The Sun」にコーラス参加したりもしているが、自身のアーティストとしての活動はこのアルバム1枚のみのようである。


Soul Spirit Part II The Bubble-Gum-Brothers

●1985.6.21 アルバム「Soul Spirit Part II」収録 ESCB 1178(エピック)
●作詞・作曲 佐野元春/編曲 伊藤銀次


伊藤銀次がサウンド・プロデュースしたバブルガム・ブラザースのデビュー・アルバムに収録。ブラザー・コンと佐野は中学の同級生らしい。曲はサム&デイブの「Soul Man」を意識したソウル・ナンバーで、銀次のアレンジもブラス・セクション(東京Be-Bopが担当)を効かせ的確にツボを押さえた仕上がり。ビジターズ・ツアー・スペシャルにゲストとしてBGBが同行し、ステージでこの曲を佐野と共演した披露した様子がビデオ「Out Takes」に収録されている。

Looking For A Fight 片岡鶴太郎

●1985.11 シングルで発売 企画盤「こんなの歌ってました。」収録 PCCA-01040(キャニオン)
●作詞・作曲 佐野元春/編曲 江蔵浩一


コメディアン片岡鶴太郎に提供。後に佐野自身もシングル「Season In The Sun」のB面としてリリース、アルバム「Moto Singles 1980-1989」にも収録された。力強いロックンロールナンバーで、佐野のステージでも何度か演奏された。

Un Jour 矢野顕子

●1987.11 アルバム「GRANOLA」収録 MDCL-1256(ミディ)
●作詞 佐野元春/作曲 矢野顕子/編曲 矢野顕子・坂本龍一


佐野が絵本「アンジュール」にインスパイアされて雑誌「THIS」に発表した詩に、矢野顕子が曲をつけて歌ったもの。絵本は捨てられた犬が飼い主を探して旅する様子を鉛筆画だけでつづったシンプルなもの。良くも悪くも矢野顕子のボーカルに対する好き嫌いがこの曲の好き嫌いを分けるだろう。
このアルバムには他に、矢野顕子とのデュエット曲ながら2番を佐野がソロで歌う「自転車でおいで」が収録されており、こちらは文句のない名曲。矢野顕子はその他にも「SOMEDAY」を別のアルバムでカバーしたり、佐野のシングル「また明日…」でデュエットしたりしている。

Silent Dancer BaBe

●1988.6 アルバム「Fight!」収録
●作詞 Holland Rose/作・編曲 大村雅朗


アイドル・グループBaBeに歌詞のみ提供。ファンク調の作品だが曲は特に印象に残るようなものでもない。

ストリート・ミーティング#13 The Tokyo Be-Bop

●1989.8.21 アルバム「mf Various Artists Vol.1」収録 32・8H-5115(エピック)
●作曲 MOTO


FM東京系「スーパー・ミクスチャー」でハートランドのブラス・セクション、東京ビーバップのために書き下ろされたクールなブラス・インストルメンタル。ステージでも演奏された。オリジナルは非売品シングルで聴取者にプレゼントされたもの。
この番組では月替わりで佐野がプロデュースした曲を発表しており、この曲もその中の1曲である。制作された曲は上記の聴取者プレゼントに当たる以外入手の方法がなかったが、番組終了後にオムニバス・アルバムとしてリリースされた。


Be My Boy チャーティーボーイズ

●1989.8.21 アルバム「mf Various Artists Vol.1」収録 32・8H-5115(エピック)
●作詞・作曲 MOTO


同じく「スーパー・ミクスチャー」で佐野元春がプロデュースした作品で、軽快なポップ・ナンバー。タイトルからしてフィル・スペクターがプロデュースしたロネッツなどのガールグループを意識しているようだ。
チャーティーボーイズは元イミテーションのチーボーと坂本みつわの女性二人組。本作以外にも別レーベルでリリースがある。


White Communication 新しい絆 永井真理子

●1990.4.18 アルバム「Catch Ball」収録 FHCF-1052(ファンハウス)
●作詞・作曲 佐野元春/編曲 根岸貴幸


曲は悪くないがアレンジがひど過ぎる。SF映画のテーマみたいなバカバカしいイントロが流れ出しただけで確実に生きる気力が萎える。きちんとしたアレンジで佐野本人に歌って欲しい。



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