ソフトケース化プロジェクト(1) 導入の経緯 CDがもうラックに入らない。相当余裕を見て収納場所を確保したはずだったが、年々増え続けるCDはいつしかラックの収容能力を越え、僕のパソコンデスク周辺にさりげなく積み上げるなどのごまかしも限界に近付いている。現在の住環境でこれ以上のスペースをCDのために割くのは難しいが、かといってCDを処分する気はない。何か手を打たなければならない。 CDはキャスタがついた隙間家具式のラック(参考商品。同じじゃないがこのタイプのもの)に収納している。一段にプラケースで45枚収納、それが10段ある。このラックを4本並べてあって、ガラガラと引き出してはCDを出し入れする。理論上1,800枚収納である。 2002年にドイツから帰国したときにはドイツから持ち帰ったCDと国内のトランクルームに残して行ったCDがこれで十分収納できており、当分は大丈夫だと思っていた。ところが2012年ごろから収納力がほぼ限界となり、新しく買ったCDを入れるのに苦労するようになった。2013年に買ったCDはほぼ収納できていなかった。仕方がない。何しろ10年も経ったのだ。 以前から気になっていたソフトケース化をついに断行する時が来たのだ。ビニルのCDケースにディスク本体と冊子を入れて保管すれば厚みが圧縮されて収容余力が生まれるはずだ。ソフトケース化をした知人に話は聞かされていたが、その時はケースもCDというパッケージの一部として一体化しているように感じ抵抗があった。だがもはや背に腹は代えられぬ。このままではいずれ深刻な家庭争議が勃発することは明らかなのだ。 そこで、「CD ソフトケース」でググってみるとCD収納用のソフトケースが何種類か出てきた。購入を検討したのは以下の5種類だ(単価順)。 ■ TOWER RECORDS CDファイル (以下「タワレコ」) 500枚/9,800円 @19.6円 ひとくちにソフトケースと言ってもいろんなものがあるし値段も違う。どう違うのか。百聞は一見に如かずということで試してみたいと思った。FDRとMSSは見本を送ってくれるのでそれを注文し、その他の3種は最も小さいロットで試験的に購入した。1月5日にネットから各業者に発注、その週のうちにはすべて手許に届いた。 2014 Silverboy & Co. e-Mail address : silverboy@silverboy.com |