logo 村上龍 作品レビュー


村上龍の小説を読むためには体力が必要だ。村上龍の作品にぶちこまれた圧倒的な情報量が僕たちの身体に具体的に作用するからだ。村上龍の小説を読むことで僕たちは汗や涙やその他いろいろな体液を垂れ流し、体温を上下させ、空腹や渇きを感じ、吐き気を催す。そうした体験の総体が村上龍の作品を「読む」ということに他ならない。

村上龍は多作であり、その作品には書き捨て的な駄作も混じっているが、そうした作品も含めた村上龍のスピード自体を楽しむべきだろう。これは僕が大学生の頃から(つまり今から20年以上前から)少しずつ買い貯め、一作ずつ読み進んできた村上龍の作品を、2008年8月から2009年3月にかけて集中して発表順に読み返し、「村上龍の全長編を各600字以内でレビューするブログ」としてレビューした記録である。


【長編小説】

No 作品名 発表年 出版社 評 価
01限りなく透明に近いブルー1976講談社文庫★★★★☆
02海の向こうで戦争が始まる1977講談社文庫★★★★
03コインロッカー・ベイビーズ1980講談社文庫★★★★★
04だいじょうぶマイ・フレンド1983集英社文庫★★☆
05テニスボーイの憂鬱1985集英社文庫★★★
0669 sixty nine1987集英社文庫★★★☆
07愛と幻想のファシズム1987講談社文庫★★★★☆
08ラッフルズホテル1989集英社文庫★★☆
09コックサッカーブルース1991集英社文庫★★★☆
10超電導ナイトクラブ1991講談社文庫★★☆
11イビサ1992講談社文庫★★★★
12長崎オランダ村1992講談社文庫★★★
13エクスタシー1993集英社文庫★★★★
14フィジーの小人1993講談社文庫★★★
15368Y Par4 第2打1993講談社文庫★★☆
16音楽の海岸1993講談社文庫★★★
17昭和歌謡大全集1994集英社文庫★★★
18五分後の世界1994幻冬舎文庫★★★★☆
19ピアッシング1994幻冬舎文庫★★★☆
20KYOKO1995集英社文庫★★★
21ヒュウガ・ウイルス 五分後の世界U1996幻冬舎文庫★★★★
22メランコリア1996集英社文庫★★★★
23ラブ&ポップ1996幻冬舎文庫★★★
24はじめての夜 二度目の夜 最後の夜1996集英社文庫★★☆
25ストレンジ・デイズ1997講談社文庫★★★☆
26イン・ザ・ミソスープ1997幻冬舎文庫★★★★
27オーディション1997幻冬舎文庫★★★☆
28ライン1998幻冬舎文庫★★★
29共生虫2000講談社文庫★★★☆
30希望の国のエクソダス2000文春文庫★★★★
31タナトス2001集英社文庫★★★
32THE MASK CLUB2001幻冬舎文庫★★★☆
33最後の家族2001幻冬舎文庫★★★★
34悪魔のパス 天使のゴール2002幻冬舎文庫★★
352days 4girls2003集英社文庫★★☆
36半島を出よ2005幻冬舎文庫★★★★☆
37歌うクジラ2010講談社★★★★
38心はあなたのもとに2011文芸春秋★★☆
39オールド・テロリスト2015文芸春秋★★★★


【短編集】

No 作品名 発表年 出版社 評 価
101悲しき熱帯1984角川文庫★★★★
102POST(ポップアートのある部屋)1986講談社文庫★★★
103走れ!タカハシ1986講談社文庫★★★☆
104ニューヨーク・シティ・マラソン1986集英社文庫★★★☆
105トパーズ1988角川文庫★★★★
106村上龍料理小説集1988集英社文庫★★★
107恋はいつも未知なもの1991角川文庫★★☆
108村上龍映画小説集1995講談社文庫★★★★
109白鳥1997幻冬舎文庫★★★
110ワイン一杯だけの真実1998幻冬舎文庫★★☆
111空港にて2003文春文庫★★★★
11255歳からのハローライフ2012幻冬舎★★★★



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