logo 全曲バージョン解説20(191-200)


[191] トーキョー・シック
雪村いづみとのデュエット曲。アレンジはアルバム「Slow Songs」でも数曲を手がけた前田憲男。ベテランのジャズ・ミュージシャンを起用して戦後歌謡を彷彿させるゴージャスで跳ねたリズムのビッグ・バンド・ジャズに仕上げている。アーティスト名義は「佐野元春&雪村いづみ」、ミュージシャンのクレジットは「前田憲男 with The Old Playboy All-stars」。2012年5月のライブではステージに雪村を招きデュエットを披露している。

一聴して印象に残るのは、75歳とは思えない雪村のパンチのあるボーカルだ。「覚えるのに最も時間のかかった曲」とうそぶきながらまるで何十年も歌い込んだかのように自由自在に歌い上げる歌唱力はプロフェッショナルという言葉の意味を思い起こさせる。それに比べれば佐野のボーカルは添え物に近いくらい控えめで、気をつけないと耳に残らないほど。一度きりのプレミアム・ナンバーとしてよくできた作品。オケだけでも楽しめる。
[90] トーキョー・シック
●シングル ●オリジナル
●2012.5.9発売 ●DaisyMusic ●(No Number)
●曲順:1 ●バージョン:(A)
●表記:トーキョー・シック
●英文名:Tokyo Chic
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。iTunes Storeでの配信のみでリリースのシングル。アーティスト・クレジットは「佐野元春&雪村いづみ」。
[90] トーキョー・シック
●シングル ●オリジナル
●2012.5.9発売 ●DaisyMusic ●(No Number)
●曲順:2 ●バージョン:(B)
●表記:トーキョー・シック
●英文名:Tokyo Chic
●バージョン名:mono

オリジナル・バージョンのモノラル・ミックス。iTunes Storeでの配信のみでリリースのシングル。アーティスト・クレジットは「佐野元春&雪村いづみ」。
[90] トーキョー・シック
●シングル ●オリジナル
●2012.5.9発売 ●DaisyMusic ●(No Number)
●曲順:3 ●バージョン:(C)
●表記:トーキョー・シック
●英文名:Tokyo Chic
●バージョン名:inst.

オリジナル・バージョンからボーカル・トラックを抜いたインストルメンタル・バージョン。iTunes Storeでの配信のみでリリースのシングル。アーティスト・クレジットは「佐野元春&雪村いづみ」。
[96] トーキョー・シック
●アルバム ●コンピレーション
●2014.2.12発売 ●Victor ●VIZL-619
●曲順:1 ●バージョン:(A)
●表記:トーキョー・シック
●英文名:Tokyo Chic
●バージョン名:STEREO

オリジナル・バージョン。アーティスト・クレジットは「佐野元春&雪村いづみ」。
[96] トーキョー・シック
●アルバム ●コンピレーション
●2014.2.12発売 ●Victor ●VIZL-619
●曲順:5 ●バージョン:(B)
●表記:トーキョー・シック
●英文名:Tokyo Chic
●バージョン名:MONO

モノラル・ミックス。アーティスト・クレジットは「佐野元春&雪村いづみ」。
[96] トーキョー・シック
●アルバム ●コンピレーション
●2014.2.12発売 ●Victor ●VIZL-619
●曲順:6 ●バージョン:(D)
●表記:トーキョー・シック
●英文名:Tokyo Chic
●バージョン名:LIVE

2012年5月10日、ビルボード・ライブ東京で行われたライブでのテイク。アーティスト・クレジットは「佐野元春&雪村いづみ」。


[192] La Vita e Bella
2012年の初夏に行われた「2012 Early Summer Tour」で披露されていた曲。4つ打ちのスネアが印象的な小気味よいロックンロール・ナンバーで演奏はコヨーテ・バンド(クレジットも「佐野元春&THE COYOTE BAND」)。2012年末から翌年にかけてリリースが予定されている新作アルバムからの先行シングルとアナウンスされている。タイトルはイタリア語で「人生は美しい」。ロベルト・ベニーニ監督の映画(1997年)のタイトルでもある。

「君が愛しい/理由はない/言えることはたったひとつ/この先へもっと」と前進の意志を高らかに宣言する歌詞は、もはや些細なことに関わりあったり何かの理由を探したりしているような余裕は僕たちにはないのだ、と言わんばかり。加速し続けて行き着く先がどこであれ、この現代において走り続けることを明快に肯定した佐野の覚悟は巻き戻しの効かないもの。佐野の音楽の動因が最終的には楽観性、肯定性であることを想起させる曲。
[99] La Vita e Bella
●シングル ●オリジナル
●2012.8.29発売 ●DaisyMusic ●(No Number)
●曲順:1 ●バージョン:(A)
●表記:La Vita e Bella(ラ・ヴィータ・エ・ベラ)
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:3 ●バージョン:(B)
●表記:La Vita e Bella
●英文名:La Vita e Bella
●バージョン名:記載なし

アルバム・バージョン。シングルとは微妙にミックスが異なる。おそらくはシングルがラフ・ミックスだったのか。qawauchiさんからの指摘で違いが判明。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:15(2-3) ●バージョン:(C)
●表記:La Vita e Bella
●英文名:記載なし
●バージョン名:Instrumental

インストルメンタル・バージョン。
[106] 35周年アニバーサリー・ツアー・ファイナル
●アルバム ●ライブ
●2016.12.21発売 ●DaisyMusic ●POCX-29002
●曲順:4 ●バージョン:(D)
●表記:La Vita e Bella
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

2016年3月26日、東京国際フォーラムでのライブ。


[193] 世界は慈悲を待っている
アルバム「ZOOEY」からの先行シングルとしてリリース。モータウン風のハネたリズムで演奏されるが、アレンジはギターを大きくフィーチャーしたソリッドなロックンロール。コヨーテ・バンドのメンバーに藤田顕を加えツイン・ギターでハードかつラウドに表現を拡幅して来る佐野のこのところの志向がはっきりと表れている。そこにはギミックはなく、ただストレートに、一刻も早く核心にたどり着きたいという佐野の希求が歌われる。

佐野は「この窓を開け放たってくれ」と繰り返し歌う。日本語の文法としては明らかに破綻している言葉遣いだが、それゆえにこそそこには「開け放つ」という作為に対する佐野の灼けつくような意志がはっきりと刻み込まれているかのようだ。僕たちはもう何も信じてはいない。今、ここにあって僕たちの手に取れるもの以外は。世界の果てで、何の代償も求めない慈悲の訪れを待っている。僕たちはすべて若くて未熟なアナーキストなのだ。
[100] 世界は慈悲を待っている
●シングル ●オリジナル
●2013.1.30発売 ●DaisyMusic ●(No Number)
●曲順:1 ●バージョン:(A)
●表記:世界は慈悲を待っている
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:1 ●バージョン:(A)
●表記:世界は慈悲を待っている
●英文名:Grace
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:13(2-1) ●バージョン:(B)
●表記:世界は慈悲を待っている
●英文名:記載なし
●バージョン名:Instrumental

インストルメンタル・バージョン。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:25(2-13) ●バージョン:(C)
●表記:世界は慈悲を待っている
●英文名:記載なし
●バージョン名:Demo

デモ。


[194] 虹をつかむ人
先のツアーでも披露されていた曲。オーソドックスなミドル・チューンであり、佐野自身によれば『SOMEDAY』『月夜を往け』に続くフィル・スペクター・マナーのロック・オーケストラを意識したアレンジの曲とされている。実際、『SOMEDAY』のように同じ楽器を何台も一度に鳴らすような手法までは採られていないが、深めのリバーブのかかった奥行きのある音像や特徴的なオルガンに響きは確かに何か懐かしい感触を思い起こさせる。

「しょげているソウル・シスター」に、そして「彼女たちのそばにいた男たち」に捧げられた曲と解説されていて、「街には音楽が溢れてるけれど 誰も君のブルースを歌ってはくれない」という歌詞には僕もやられた。だけど僕の友達は「佐野さん、僕たちはそこまでくたびれてないからまだ大丈夫」と言ってる。「おおらかな人生」という言葉の意味をどうかみしめるかが最終的にこの曲の好き嫌いを分けるのかもしれない。嫌いじゃない。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:2 ●バージョン:(A)
●表記:虹をつかむ人
●英文名:Catch the Rainbow
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:14(2-2) ●バージョン:(B)
●表記:虹をつかむ人
●英文名:記載なし
●バージョン名:Instrumental

インストルメンタル・バージョン。オリジナルに比べると中間部を編集して2分以上も時間を短縮している。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:- ●バージョン:(C)
●表記:虹をつかむ人
●英文名:記載なし
●バージョン名:Unplugged Ver.

アコースティック・バージョン。初回購入特典としてダウンロード配布されたもの。別録音ではなく、オリジナルからエレキ・ギターやキーボードなどのトラックをオミットし、リバーブを浅く調整した別ミックスではないかと思う。ボーカル・トラックもおそらくオリジナルと同じ。


[195] 愛のためにできたこと
佐野には珍しい三連のロッカバラード。アコースティック・ギターのアルペジオとオルガンの音色が美しいシンプルなアレンジでゆったりと聴かせる。ストリングスを模したキーボードも効果的だ。「愛のために」と繰り返すこの曲は一聴すれば甘いラブソングのようでもあるが、よく聴いてみればその歌詞は意味ありげで、その背後にはいろいろな物語が想像できる。「愛」という言葉の難しさをよく分かった上でのソングライティングだ。

この曲に付した解説で佐野は「アルバムの制作に入る前、衝撃的な出来事があった」と書いている。そしてこの曲は「愛の二律背反」について歌われたものだとも。「激しく打ちのめされて、家族や夫婦、結婚について深く思索した」というほど衝撃的な出来事とは何か。愛に傷つき臆病になった女性にかつての恋人が歌うかのような歌詞は何を示唆しているのか。いや、それはいい。ここに投影される自分自身の「愛」を思えばいいのだ。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:4 ●バージョン:(A)
●表記:愛のためにできたこと
●英文名:Things We Did For Love
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:16(2-4) ●バージョン:(B)
●表記:愛のためにできたこと
●英文名:記載なし
●バージョン名:Instrumental

インストルメンタル・バージョン。サイズはオリジナルと同じで編集はない。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:26(2-14) ●バージョン:(C)
●表記:愛のためにできたこと
●英文名:記載なし
●バージョン名:Demo

デモ。歌詞の一部がオリジナルと異なる。当然だがボーカルもラフ。


[196] ポーラスタア
ギター・オリエンテッドなロック・チューン。こうしたギターの響きでハードに攻めてくる感じの曲は佐野には珍しいもの。字余り気味に言葉を小節に詰め込むやり方は、『アンジェリーナ』など初期の曲で示した日本語の処理の仕方とも微妙に異なっており、むしろハイ・スピードなトーキング・ブルースとでもいった趣だ。「ポーラスタア」とは北極星のこと。「スタア」という懐古調の表記の真意は分からないが佐野の気分的なものか。

深沼元昭と藤田顕のツイン・ギターが威力を発揮した典型的な曲。アルバムの中で最初に取り組んだ曲、とライナーには書かれており、この曲がアルバムのキャラクターをリードしたというのも頷ける。「いい時も そうでない時も 時の運河を渡ろう」といったような歌詞にはいかにも佐野らしさを感じるが、「陽の射す丘の陰で太陽が眠っている」というのがどういう状況なのか今ひとつ分からない。スピーカーから大きな音で聴きたい。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:5 ●バージョン:(A)
●表記:ポーラスタア
●英文名:PolaStar
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:17(2-5) ●バージョン:(B)
●表記:ポーラスタア
●英文名:記載なし
●バージョン名:Instrumental

インストルメンタル・バージョン。オリジナルの一部を編集(ワンコーラス分をカット)しておりサイズは20秒ほど短くなっている。


[197] 君と往く道
これはもうライナーに答えが書かれているがヤング・ラスカルズの『Groovin'』である。暖かい日射しを感じさせる穏やかでハッピーなイメージは、アコースティック・ギターが印象的なデモ・バージョンの方がより顕著だが、ピアノとコーラスでアクセントをつけたオリジナルもそうしたよきグルーヴィでアコースティックなポップの系譜にしっかりと連なっていることを感じさせる。ドゥワップを思わせるサビと、特徴的なドラムもいい。

歌詞はシンプルなラブソング。「愛の途中経過」について歌ったとも書かれている通り、愛が愛としてそこにある稀有な瞬間の幸福な気持ちのありかが示されているようだ。それは当たり前のように見えて手に入れることの難しいもの。あるいは手にするのが難しいように見えて実は当たり前のようにそこにあるもの。虫の声が聞こえるのは『Groovin'』に鳥のさえずりがフィーチャーされていることへのオマージュなのか。散歩したくなる。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:6 ●バージョン:(A)
●表記:君と往く道
●英文名:Being Loved By You
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:18(2-6) ●バージョン:(B)
●表記:君と往く道
●英文名:記載なし
●バージョン名:Instrumental

インストルメンタル・バージョン。オリジナルを1分20秒も大胆にカット。虫の音がよく聞こえる。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:27(2-15) ●バージョン:(C)
●表記:君と往く道
●英文名:記載なし
●バージョン名:Demo

デモ。アコースティック・ギターが心地よい。


[198] ビートニクス
シンプルなロックンロール。リフ勝負のワイルドな曲調は『ポーラスタア』と並んでこのアルバムのロック面を支えていると言っていいだろう。ライナーによればほぼ即興のワンテイク。この曲には藤田は参加しておらず、佐野と深沼のツイン・ギターのようだ。破れたギターの音が心地よい。ブレイクに入る小松のフィルもいい。ただ、この曲に限って言えばキーボードは要らなかったような気もする。純粋なフォーピースでよかったかも。

歌詞はシンプルで短い警句のようなメッセージの繰り返しであり、これもロックンロールの正統的な解釈か。タイトルの「ビートニクス」は佐野のファンならだれでも知っている1950年代アメリカの文学運動で、アレン・ギンズバーグ、ウィリアム・バロウズ、ジャック・ケルアックらを思い出すが、この曲にこの名を冠した意図はいかに。深沼のハーモニーが佐野の歌い回しに絶妙に合わせてくるのは技量ではなく愛情だろう、間違いなく。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:7 ●バージョン:(A)
●表記:ビートニクス
●英文名:Beatniks
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:19(2-7) ●バージョン:(B)
●表記:ビートニクス
●英文名:記載なし
●バージョン名:Instrumental

インストルメンタル・バージョン。この曲もオリジナルを1分半近く大胆にカット。


[199] 君と一緒でなけりゃ
アルバム「The Circle」のアウト・テイクをリテイクしたものと解説されている曲。なるほど、確かに『The Circle』を思わせるハネたビートのファンク、ソウルであり、曲調も内省的でシリアス。あのアルバムの思い詰めたようなテンションを思い起こさせる。このアルバムでは少しばかり毛色の変わった曲だ。抑制の効いたバック・トラックと対象的な、深沼元昭の攻撃的で自由なギター・ソロが素晴らしい。バンドの成長を感じさせる。

しかしこの曲を聴いてまず耳に残るのは「人間なんてみんなバカさ」というラインの強烈なフック。かつて「僕は愚かな人類の子供だった」と歌ったように、人間の本質的な愚かさをあまりに身も蓋もなく指さすこの歌詞は、しかし決してシニカルには聞こえない。そこには一人のバカな人間としての自分に対する省察があるからだ。「君と一緒でなけりゃ」という個的な救済を希求するこの曲は、党派を超えて政治的だと言っていいだろう。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:8 ●バージョン:(A)
●表記:君と一緒でなけりゃ
●英文名:Ship of Fool
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:20(2-8) ●バージョン:(B)
●表記:君と一緒でなけりゃ
●英文名:記載なし
●バージョン名:Instrumental

インストルメンタル・バージョン。オリジナルの中間部分をカット。


[200] 詩人の恋
音楽的にはシンプルなバラード。7分近くの長尺だがその長さを感じさせない。佐野が弾くアコースティック・ギターのコード・ストロークから始まり、徐々に音を重ねて曲の高まりを支えて行くアレンジはオーソドックスだが効果的。渡辺のキーボードが素晴らしすぎだが、ぜいたくを言えば本物のストリングスで聴きたかった。佐野のボーカルの近さ、表情の豊かさは特筆すべきだろう。少しばかり鼻にかかって聞こえるのは気のせいか。

ブックレットの写真からは原タイトルが『Song For Lovers』であったことが窺われるが、最終的にこれを『詩人の恋』と名づけたことで曲想が飛躍的に深まったと思う。明日の旅の支度をして、サヨナラと席を立つ。静かな決意がこの曲の背景を彩っている。僕たちは何に別れを告げ、どこに向かって旅立つのか。僕たちが準備する革命は、いったい何に対する革命なのか。佐野の音楽と詩のひとつの到達点を示すマイルストーン。名曲だ。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:9 ●バージョン:(A)
●表記:詩人の恋
●英文名:The Poet's Love
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:21(2-9) ●バージョン:(B)
●表記:詩人の恋
●英文名:記載なし
●バージョン名:Instrumental

インストルメンタル・バージョン。3分以上もオリジナルをカットしているが性急な感は否めず、もう少しじっくり聞きたかった。
[93] Zooey
●アルバム ●オリジナル
●2013.3.13発売 ●DaisyMusic ●POCE-9387
●曲順:28(2-16) ●バージョン:(C)
●表記:詩人の恋
●英文名:記載なし
●バージョン名:Demo

デモ。佐野のボーカルのリアルさが際立っている。



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