[112] The Circle |
佐野元春のキャリアの中でも極めて重要な作品のひとつ。「探していた自由はもうない」「本当の真実ももうない」と言い放ったこの曲の衝撃は大きかった。初期の楽曲で楽観的に約束された潔癖で理想主義的な「自由」や「真実」というスローガンを、佐野はこの曲で明確に否定して見せた。もちろん、佐野は自由や真実そのものを否定した訳ではない。そうしたスローガンがいつしか自分を縛りつけている現実に対してNOを突きつけたのだ。
曲の終盤では「今までのように君を愛して行く」「少しだけやり方を変えてみる」と歌われる。そしてイノセンスは消えてしまうのではなく円環を描きながらその時の自分に必要な形で繰り返し立ち現れるという「サークル・オブ・イノセンス」がこの時期の重要なテーマとなって行く。だが、この曲の重要性は何よりもまず、知らぬ間に力を失い自動化していた言葉を自ら荒々しく破棄したことにある。佐野元春の表現を再生させた名曲だ。
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[53] THE CIRCLE
●アルバム ●オリジナル
●1993.11.10 ●Epic ●ESCB 1456
●曲順:8 ●バージョン:(A)
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●表記:The Circle
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし
オリジナル・バージョン。歌詞カードに「ザ・サークル」の表記あり。
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[54] Dance Expression of THE CIRCLE
●アルバム ●リミックス
●1994.1.21 ●Epic ●ESCB 1485
●曲順:1 ●バージョン:(B)
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●表記:The Circle
●英文名:記載なし
●バージョン名:Mark McGuire Version
アート・オブ・ボーイズによるリミックス・ロング・バージョン。
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[67] Club Mix Collection 1984-1999
●アルバム ●リミックス
●2000.10 ●Epic ●E30100002A
●曲順:7 ●バージョン:(B)
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●表記:The Circle
●英文名:記載なし
●バージョン名:Mark McGuire Mix
ミニ・アルバムで発表したリミックス・バージョンを収録したもの。
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[115] GREATEST SONGS COLLECTION 1980-2004
●アルバム ●コンピレーション
●2020.10.7 ●Sony Music Direct ●MHCL 30640-2
●曲順:3-1 ●バージョン:(C)
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●表記:ザ・サークル
●英文名:The Circle
●バージョン名:Remix & Radio edit version
リミックス・アルバム「Dance Expression of THE CIRCLE」収録のロング・バージョン(B)を編集して2分以上サイズを縮めたショート・バージョン。
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[113] Angel |
ジョージィ・フェイムのオルガンが印象的なスロウ・レゲエ。前に置かれた「The Circle」のハードでヘヴィな認識を少しずつ寛解させるかのように、「今夜、僕は君の天使になろう」と佐野は歌いかける。天使といえば、キャラメルのパッケージに描かれるような羽根のついた裸の幼児を思い浮かべるが、ここでの天使は媒介としての神の「み使い」という原義通り、愛を運ぶもの、幸いなるものをもたらす存在と考えた方がいいのだろう。
例えばヴィム・ヴェンダースの「ベルリン・天使の詩」ではブルーノ・ガンツの演じる老天使がベルリンの戦勝記念塔に腰かけ「人間になりたい」とため息をついた。佐野が歌う天使もそのような、僕たちの周囲に普通にあるリアルな愛の顕現なのだろうと想像する。ステージで演奏されることは少なく、コンピレーションなどにもほとんど収録されないが、このアルバムでは最も好きな曲かもしれない。リミックスも一聴の価値ある仕上がり。
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[53] THE CIRCLE
●アルバム ●オリジナル
●1993.11.10 ●Epic ●ESCB 1456
●曲順:9 ●バージョン:(A)
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●表記:Angel
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし
オリジナル・バージョン。歌詞カードに「エンジェル」の表記あり。
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[54] Dance Expression of THE CIRCLE
●アルバム ●リミックス
●1994.1.21 ●Epic ●ESCB 1485
●曲順:5 ●バージョン:(B)
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●表記:Angel
●英文名:記載なし
●バージョン名:Night Version
アート・オブ・ボーイズによるリミックス・ロング・バージョン。
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[91] SOUND & VISION 1980-2010
●アルバム ●コンピレーション
●2012.5.16 ●Sony Music Direct ●DYCL 1821-5
●曲順:48(3-16) ●バージョン:(A)
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●表記:エンジェル
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし
オリジナル・バージョン。
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[115] GREATEST SONGS COLLECTION 1980-2004
●アルバム ●コンピレーション
●2020.10.7 ●Sony Music Direct ●MHCL 30640-2
●曲順:3-3 ●バージョン:(C)
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●表記:エンジェル
●英文名:Angel
●バージョン名:Radio edit version
オリジナル・バージョン(A)の2コーラス目と間奏の前半部分をカットして編集、2分ほどサイズを短くしたショート・バージョン。ジョージィ・フェイムのオルガン・ソロは生かされている。
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[115] 十代の潜水生活 |
ハートランドを解散しリリースも途絶えた佐野元春が、2年の沈黙を破ってリリースしたシングル曲。僕自身は仕事で海外に移り住み、自分の生活が大きな転換を迎えていた時期だったこともあって、もう佐野の音楽を聴くことはないのかもしれないと思っていたし、それでもいいと考えていた。それだけに佐野が再びポップ・ミュージックを武器として世界に向かい合う意志を明確にした本作は、本当に奇跡のように感じられたものだった。
何より嬉しかったのはそういう経緯で発表された第一作が本当に身も蓋もない、賑やかでスピード感あふれるロックンロール・チューンであったということ。ブラス・セクションをフィーチャーし、水面下でぶくぶくもがくような十代の精神を「サブマリン」と総括することで鮮やかに切り取った、インテリジェントで騒々しいナンバーは佐野の新しいスタートを飾るのにふさわしいもの。佐野への信頼を確認しこのサイトの原点となった曲。
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[56] 十代の潜水生活
●シングル ●オリジナル
●1995.11.1 ●Epic ●ESCB 1680
●曲順:1 ●バージョン:(A)
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●表記:十代の潜水生活
●英文名:Teenage Submarine
●バージョン名:記載なし
オリジナル・バージョン。
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[59] FRUITS
●アルバム ●オリジナル
●1996.7.1 ●Epic ●ESCB 1741
●曲順:11 ●バージョン:(B)
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●表記:十代の潜水生活
●英文名:Teenage Submarine
●バージョン名:アルバム・バージョン
オリジナル・バージョンとはミックスが異なる。
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[79] THE SINGLES EPIC YEARS
●アルバム ●コンピレーション
●2006.7.12 ●Sony Music Direct ●MHCL-836/7
●曲順:30 ●バージョン:(A)
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●表記:十代の潜水生活
●英文名:記載なし
●バージョン名:Single mix version
オリジナル・バージョン。
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[91] SOUND & VISION 1980-2010
●アルバム ●コンピレーション
●2012.5.16 ●Sony Music Direct ●DYCL 1821-5
●曲順:51(4-3) ●バージョン:(A)
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●表記:十代の潜水生活
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし
オリジナル・バージョン。
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[116] 経験の唄 |
『十代の潜水生活』とのカップリング。アルバム「FRUITS」にも収録された。淡々と「君への変わらない思い」を歌い継いで行くシンプルな構成のスロー・バラードで、確か生命保険会社のCFにも使用された。間奏では飛行機のエンジン音のようにも聞こえるSEと子供の嬌声がオーバーラップし、多義的かつ重層的な歌詞とも相まって、身近な人へのラブソングのようにも、世界のありようを歌うメッセージ・ソングのようにも聞こえる佳曲。
というよりこの曲はおそらくはそのどちらでもあるのだろう。共にあるものすべてへの限りない慈しみと赦し、そこにあるものを受け入れると同時にそこで出来る限りの誠実な生を生きようとする意志。この曲を『経験の唄』と名づけ、休養からの復帰シングルのカップリングに選んだことには佐野の明確なコミットがあるはずだ。この2曲が対になってこそ佐野がポップ・ミュージックへと帰還したことの意味がはっきりする。重要な作品だ。
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[56] 十代の潜水生活
●シングル ●オリジナル
●1995.11.1 ●Epic ●ESCB 1680
●曲順:2 ●バージョン:(A)
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●表記:経験の唄
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし
オリジナル・バージョン。
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[59] FRUITS
●アルバム ●オリジナル
●1996.7.1 ●Epic ●ESCB 1741
●曲順:13 ●バージョン:(A)
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●表記:経験の唄
●英文名:Song of Experience
●バージョン名:記載なし
オリジナル・バージョン。
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[66] The 20th Anniversary Edition
●アルバム ●コンピレーション
●2000.1.21 ●Epic ●ESCB-2080/1
●曲順:28 ●バージョン:(A)
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●表記:経験の唄
●英文名:記載なし
●バージョン名:Original
オリジナル・バージョン。
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[91] SOUND & VISION 1980-2010
●アルバム ●コンピレーション
●2012.5.16 ●Sony Music Direct ●DYCL 1821-5
●曲順:52(4-4) ●バージョン:(A)
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●表記:経験の唄
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし
オリジナル・バージョン。
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[115] GREATEST SONGS COLLECTION 1980-2004
●アルバム ●コンピレーション
●2020.10.7 ●Sony Music Direct ●MHCL 30640-2
●曲順:3-7 ●バージョン:(A)
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●表記:経験の唄
●英文名:Song of Experience
●バージョン名:Orijinal version
オリジナル・バージョン。
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[117] 楽しい時 |
アルバム「FRUITS」からの先行シングル第二弾。とはいえこの時点ではアルバムについて明確にアナウンスがあった訳ではなく、進行中のセッションの一端をこの曲から垣間見ることになった訳だが、ニューオリンズR&Bを彷彿させるセカンド・ラインを大胆に取り入れた陽性のパーティ・ソングにはかなり驚かされた。『十代の潜水生活』がストレートなロックンロールだっただけに、この音楽的間口の拡大は佐野の新しい局面を印象づけた。
タイトル通りガチャガチャとうるさく楽しい曲調だが、アレンジは複雑で精緻。複数のリズム・パターンを自在に使い分け、ブラス、ストリングスが交互に前面に出て曲想にキャラクターを与える絡みはスリリングで高度。特にダイナミックなストリングス・アレンジは井上鑑のプロとしての手際が光る。ライブでも時折演奏されるが間違いなく盛り上がる美味しい曲。レビューに際して改めて聴いた「千客万来バージョン」が意外によかった。
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[57] 楽しい時
●シングル ●オリジナル
●1996.1.21 ●Epic ●ESCB 1715
●曲順:1 ●バージョン:(A)
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●表記:楽しい時
●英文名:Fun Time
●バージョン名:記載なし
オリジナル・バージョン。
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[57] 楽しい時
●シングル ●オリジナル
●1996.1.21 ●Epic ●ESCB 1715
●曲順:2 ●バージョン:(B)
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●表記:楽しい時
●英文名:Fun Time
●バージョン名:千客万来バージョン
別ミックス。一部のストリングスやブラスのパートをカットしたりボーカルに深めのリバーブをかけたりしている。
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[57] 楽しい時
●シングル ●オリジナル
●1996.1.21 ●Epic ●ESCB 1715
●曲順:3 ●バージョン:(C)
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●表記:楽しい時
●英文名:Fun Time
●バージョン名:Instrumental
オリジナル・バージョンのインストルメンタル。
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[59] FRUITS
●アルバム ●オリジナル
●1996.7.1 ●Epic ●ESCB 1741
●曲順:2 ●バージョン:(D)
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●表記:楽しい時
●英文名:Fun Time
●バージョン名:記載なし
オリジナル・バージョンと同じであるが、曲が終了した後に短いバンジョーの演奏が収録されている。
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[66] The 20th Anniversary Edition
●アルバム ●コンピレーション
●2000.1.21 ●Epic ●ESCB-2080/1
●曲順:25 ●バージョン:(A)
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●表記:楽しい時
●英文名:記載なし
●バージョン名:Original
オリジナル・バージョン。
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[79] THE SINGLES EPIC YEARS
●アルバム ●コンピレーション
●2006.7.12 ●Sony Music Direct ●MHCL-836/7
●曲順:31 ●バージョン:(A)
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●表記:楽しい時
●英文名:記載なし
●バージョン名:Original single version
オリジナル・バージョン。
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[91] SOUND & VISION 1980-2010
●アルバム ●コンピレーション
●2012.5.16 ●Sony Music Direct ●DYCL 1821-5
●曲順:49(4-1) ●バージョン:(A)
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●表記:楽しい時
●英文名:記載なし
●バージョン名:Original single version
オリジナル・バージョン。
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[115] GREATEST SONGS COLLECTION 1980-2004
●アルバム ●コンピレーション
●2020.10.7 ●Sony Music Direct ●MHCL 30640-2
●曲順:3-8 ●バージョン:(A)
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●表記:楽しい時
●英文名:Fun Time
●バージョン名:Original version
オリジナル・バージョン。
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[118] ヤァ!ソウルボーイ |
アルバム「FRUITS」からの先行シングル第3弾。この頃にはアルバムのリリースもアナウンスされていたのではなかったか。一般に『ダウンタウン・ボーイ』『Wild Hearts』に連なる作品と説明されており、都市生活の中で居場所を探し求めていた少年が、社会生活の中で苦い思いをかみ殺す時期を通り抜け、ここで佐野は「もう一度たたきのめす」と歌う。そこにおいて佐野がもう一度ファイティング・ポーズを取る相手はいったい誰なのか。
オーソドックスなフォーク・ロックであり軽快なポップ・ソング。間奏とアウトロの佐橋佳幸のギター・ソロが素晴らしい。むしろこのソロのためにこの曲があると言ってもいいくらいだ。ヒロ・ホズミによる「Up-Soul Version」なるリミックスがカップリングだが、今手元にないなら敢えて求めるまでもない出来。なお、この曲には佐野がローウェルにあるジャック・ケルアックの墓に献花するロード・ムービー風のクリップが制作された。
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[58] ヤァ!ソウルボーイ
●シングル ●オリジナル
●1996.5.22 ●Epic ●ESCB 1734
●曲順:1 ●バージョン:(A)
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●表記:ヤァ!ソウルボーイ
●英文名:Yah! Soul Boy
●バージョン名:Original Version
オリジナル・バージョン。
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[58] ヤァ!ソウルボーイ
●シングル ●オリジナル
●1996.5.22 ●Epic ●ESCB 1734
●曲順:3 ●バージョン:(B)
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●表記:ヤァ!ソウルボーイ
●英文名:Yah! Soul Boy
●バージョン名:Up-Soul Version
ヒロ・ホズミによるアンビエントなリミックス。
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[59] FRUITS
●アルバム ●オリジナル
●1996.7.1 ●Epic ●ESCB 1741
●曲順:7 ●バージョン:(A)
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●表記:ヤァ!ソウルボーイ
●英文名:Yah! Soul Boy
●バージョン名:記載なし
オリジナル・バージョン。
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[79] THE SINGLES EPIC YEARS
●アルバム ●コンピレーション
●2006.7.12 ●Sony Music Direct ●MHCL-836/7
●曲順:32 ●バージョン:(A)
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●表記:ヤァ!ソウルボーイ
●英文名:記載なし
●バージョン名:Original single version
オリジナル・バージョン。
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[91] SOUND & VISION 1980-2010
●アルバム ●コンピレーション
●2012.5.16 ●Sony Music Direct ●DYCL 1821-5
●曲順:50(4-2) ●バージョン:(A)
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●表記:ヤァ!ソウルボーイ
●英文名:記載なし
●バージョン名:Original single version
オリジナル・バージョン。
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[115] GREATEST SONGS COLLECTION 1980-2004
●アルバム ●コンピレーション
●2020.10.7 ●Sony Music Direct ●MHCL 30640-2
●曲順:3-6 ●バージョン:(A)
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●表記:ヤァ!ソウルボーイ
●英文名:Yah! Soul Boy
●バージョン名:Original version
オリジナル・バージョン。
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