logo 全曲バージョン解説04(31-40)


[31] WONDERLAND<WALKMANのテーマ>
長い間CD化されず、佐野元春のレパートリーの中で最も入手困難といわれた曲。タイトルの通りソニー・ウォークマンのコマーシャル・ソングに使われていたそうだがそのCMを見た(あるいは聴いた)者は少ない。2分半にも満たない短いもので、全編英語で歌われる唯一の曲でもある。ビートルズからの影響を素直に表現したテンポの速いポップなロックンロール・チューンで、増五度の進行が印象的。コーラスのかけ合いも楽しい。

もともとは1982年にシングル「Sugartime」のフリップ・サイドとしてリリースされ、20年後の2002年に至ってようやくアルバム「SOMEDAY」のコレクターズ・エディションに収められた。この曲くらいは未CD化のレア・アイテムとして残しておいてくれてもよかったが。僕が編集する佐野のコンピレーションでは常にB面のトップを飾る曲。フリップ・サイドだからこそ全開にすることのできた佐野のビートルマニアぶりが微笑ましい。
[10] Sugartime
●シングル ●オリジナル
●1982.4.25 ●Epic ●(07・5H-115)
●曲順:2 ●バージョン:(A)
●表記:WONDERLAND<WALKMANのテーマ>
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[69] SOMEDAY Collector's Edition
●アルバム ●コンピレーション
●2002.5.22 ●Epic ●ESCL-2314/5
●曲順:15 ●バージョン:(B)
●表記:ワンダーランド
●英文名:記載なし
●バージョン名:mono mix

オリジナル・バージョンをモノラルでミックス・ダウンしたバージョン。


[32] Happy Man
本来ならマイナー・コードに行くべきところをメジャーでグイグイ押しまくる明快なロック・ナンバー。初期の佐野元春が提示した価値観、世界観のひとつを最も純粋な形で表現した曲だ。タイトル通りハッピーなパーティ・ライフを謳歌するこの曲の価値は、その純粋な享楽主義にこそあるのであり、その党派性のなさが何より重要なこの曲の政治性である。「アスピリン片手のジェット・マシーン」なんて歌詞はなかなか書けないよ、普通。

アルバム「SOMEDAY」からシングルカットされ、ステージでも定番でここからメドレーに入ることも多い。オリジナルではディレイさせた音像を左右のチャンネルに振り分ける疑似ステレオみたいな特殊な定位がこの曲のスピード感をさらに加速している。一方、2000年に発表されたリミックスは、ギターの鳴りをグッと前面に出した大胆な仕上がりでこれも素晴らしい。「ただのスクラップにはなりたくないんだ」と高校の机に書いていた。
[11] SOMEDAY
●アルバム ●オリジナル
●1982.6.21 ●Epic ●ESCB-1322
●曲順:2 ●バージョン:(A)
●表記:Happy Man
●英文名:HAPPY MAN
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[12] Happy Man
●シングル ●オリジナル
●1982.8.25 ●Epic ●(07・5H-133)
●曲順:1 ●バージョン:(A)
●表記:Happy Man
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[15] No Damage
●アルバム ●コンピレーション
●1983.4.21 ●Epic ●ESCB-1323
●曲順:6 ●バージョン:(A)
●表記:Happy Man
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

インナースリーブには「Taken from the LP "SOMEDAY"」と記載されており、オリジナル・バージョンをそのまま収録したものと思われる。
[40] Moto Singles 1980-1989
●アルバム ●コンピレーション
●1990.5.12 ●Epic ●ESCB-1064/5
●曲順:8 ●バージョン:(A)
●表記:Happy Man
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

特に記載はないが、オリジナル・バージョンをそのまま収録したものと思われる。
[66] The 20th Anniversary Edition
●アルバム ●コンピレーション
●2000.1.21 ●Epic ●ESCB-2080/1
●曲順:2 ●バージョン:(B)
●表記:ハッピーマン
●英文名:記載なし
●バージョン名:'99 mix version

オリジナル・テイクを渡辺省二郎が新たにリミックスしたバージョン。オリジナルよりもギターを前面に出し、ワイルドなイメージの仕上がりとなっている。
[69] SOMEDAY Collector's Edition
●アルバム ●コンピレーション
●2002.5.22 ●Epic ●ESCL-2314/5
●曲順:2 ●バージョン:(A)
●表記:ハッピーマン
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[70] THE LEGEND
●アルバム ●コンピレーション
●2003.1.1 ●Epic ●ESCL-2363
●曲順:9 ●バージョン:(A)
●表記:ハッピーマン
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

特に記載はないがオリジナル・バージョンをそのまま収録したものと思われる。
[79] THE SINGLES EPIC YEARS
●アルバム ●コンピレーション
●2006.7.12 ●Sony Music Direct ●MHCL-836/7
●曲順:8 ●バージョン:(A)
●表記:ハッピーマン
●英文名:記載なし
●バージョン名:Original single version

オリジナル・バージョン。
[91] SOUND & VISION 1980-2010
●アルバム ●コンピレーション
●2012.5.16 ●Sony Music Direct ●DYCL 1821-5
●曲順:8(1-8) ●バージョン:(A)
●表記:ハッピーマン
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[95] No Damage Deluxe Edition
●アルバム ●コンピレーション
●2013.12.25 ●Sony Music Direct ●MHCL 30187
●曲順:1-6 ●バージョン:(A)
●表記:Happy Man
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

アルバム「No Damage」のスペシャル・パッケージ。オリジナル・バージョン。
[115] GREATEST SONGS COLLECTION 1980-2004
●アルバム ●コンピレーション
●2020.10.7 ●Sony Music Direct ●MHCL 30640-2
●曲順:1-8 ●バージョン:(C)
●表記:ハッピーマン
●英文名:Happy Man
●バージョン名:'99 mix & radio edit version

「The 20th Anniversary Edition」収録の渡辺省二郎による新ミックス(B)をベースに、中間部を一部カットしオリジナルよりも7秒ほど尺を縮めた新バージョン。


[33] 二人のバースディ
佐野自身に言わせればきっと「どうということのない曲」とか「他愛のない曲」とかいうことになるのだろうが、佐野の作品の中には「留保のないラブソング」の系譜というのが確かにあって、これはその流れに属する曲のひとつ。僕が編集する佐野のバラード・ベストには必ず入っている。ハネたリズムに乗せて歌われるバースデイ・ソング。歌詞は都会的な恋人たちのバースデイ・セレブレーションをスマートに描いており秀逸な出来だ。

「君のバイオリンは/これから先 二度と/聞けないような神秘的な/調べを奏でてくれた」といった歌詞は佐野の詩人としての資質を示しており、他のどんなアーティストにも真似ができなかったし、おそらくは佐野自身も二度と書けない類の特別な輝きではないかと思う。アルバム「SOMEDAY」にしか収録されておらず、ステージでもほとんど演奏されることのない曲。まだ20代半ばだった佐野が既に手に入れたこの洗練は驚くべきものだ。
[11] SOMEDAY
●アルバム ●オリジナル
●1982.6.21 ●Epic ●ESCB-1322
●曲順:4 ●バージョン:(A)
●表記:二人のバースディ
●英文名:BIRTHDAY SONG
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[69] SOMEDAY Collector's Edition
●アルバム ●コンピレーション
●2002.5.22 ●Epic ●ESCL-2314/5
●曲順:4 ●バージョン:(A)
●表記:二人のバースディ
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。


[34] 麗しのドンナ・アンナ
佐野曰く「ひとりでライチャス・ブラザーズみたいなことができないかと思ってやってみた」。深い夜の向こうから響いてくるようなエコーのかかったサウンド・プロダクション、荘重で劇的なアレンジ。そして何よりメロディやコード進行といった曲の骨格がそれに負けていないところが素晴らしい。アルバムにしか入っていないので知名度は高くないはずだと思うが、佐野の初期を代表するバラッドのひとつだと言っていいだろう。

だが、僕はこのオリジナル・バージョンではなく、「VISITORS TOUR」で披露された軽快なフォークロック・バージョンをずっと聴きたいと思っていた。あれ以来二度とライブで演奏されることもなく、もはやあれは僕の妄想だったのだろうかと思い始めた頃、一度だけ演奏されたそのバージョンは僕の頭の中を一気に20年以上逆回転させた。2005年10月9日の「THE LAZY DOG LIVE '05」。あの日のことは僕は一生忘れないだろう。
[11] SOMEDAY
●アルバム ●オリジナル
●1982.6.21 ●Epic ●ESCB-1322
●曲順:5 ●バージョン:(A)
●表記:麗しのドンナ・アンナ
●英文名:BELIEVE IN YOU
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[69] SOMEDAY Collector's Edition
●アルバム ●コンピレーション
●2002.5.22 ●Epic ●ESCL-2314/5
●曲順:5 ●バージョン:(A)
●表記:麗しのドンナ・アンナ
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。


[35] I'm in blue
沢田研二に提供した曲。ミドル・テンポのポップ・ソングで、この頃佐野が標榜していた「アーバン・ポップ」とはおそらくこういう曲のことを言うのだろうと思う。全体にリバプールの香りがするし歌詞にも「Maybe I'm a loser」といったフレーズが出てくる。細い声のコーラスは伊藤銀次。歌詞の内容は街を離れる心情を歌うもので全体にセンチメンタルだが、最後に「But don't worry」と歌うことで崖っぷちのポジティビティを示す。

初期の作品でもフェイバリットに挙げる人の多い曲であり、吉川晃司もカバーしている。僕も自分で佐野のプレイリストを作るときは必ず入れる曲のひとつ。ソングライターとしての佐野の力量を示す作品だろう。しかしベストには収録されたことがなく、ステージで演奏されることはあまりない。ビートルズ直系のポップ・センスを素直に表現することができたのは他のアーティストへの提供曲であった故だろうか。隠れた名曲と言っていい。
[11] SOMEDAY
●アルバム ●オリジナル
●1982.6.21 ●Epic ●ESCB-1322
●曲順:7 ●バージョン:(A)
●表記:I'm in blue
●英文名:I'M IN BLUE
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[69] SOMEDAY Collector's Edition
●アルバム ●コンピレーション
●2002.5.22 ●Epic ●ESCL-2314/5
●曲順:7 ●バージョン:(A)
●表記:アイム・イン・ブルー
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。


[36] 真夜中に清めて
まさに真夜中を感じさせるスロウ・ナンバー。アルバム・ジャケットに記載された英文タイトルは歌詞にも出てくる「MIDNIGHT TRIPPER」でこれはビートルズの「DAY TRIPPER」のもじりか。単行本『SCRATCH』では「PURIFYING AT MIDNIGHT」となっていて、これは僕が自分用に編集する佐野のバラード・ベストのタイトルになっている。当時(今でも)こういうベースラインを持った曲をメジャーで発表しているアーティストは他になかった。

ハネたベースと荘重なオーケストラが静かに奏でる真夜中のメロディ。遠くから聞こえてくる伊藤銀次の繊細なコーラス。友達とのパーティなどでアルバム『SOMEDAY』をかけているときには飛ばしてしまうこともあったが、バラードとしての完成度は高い。他の曲ではちょっと代えがきかない独特の深みをたたえた曲と言っていいだろう。残念ながらライブで演奏されることはほとんどないが、アルバムのこの位置になくてはならない曲だ。
[11] SOMEDAY
●アルバム ●オリジナル
●1982.6.21 ●Epic ●ESCB-1322
●曲順:8 ●バージョン:(A)
●表記:真夜中に清めて
●英文名:MIDNIGHT TRIPPER
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[46] Slow Songs
●アルバム ●コンピレーション
●1991.8.28 ●Epic ●ESCB-1230
●曲順:5 ●バージョン:(A)
●表記:真夜中に清めて
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

特に記載はないが、オリジナル・バージョンをそのまま収録したものと思われる。
[69] SOMEDAY Collector's Edition
●アルバム ●コンピレーション
●2002.5.22 ●Epic ●ESCL-2314/5
●曲順:8 ●バージョン:(A)
●表記:真夜中に清めて
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。


[37] Vanity Factory
これも沢田研二に提供した曲で沢田はコーラスに参加。この時期の佐野には珍しくハードなギターのイントロで始まるアップテンポの作品。曲調はマイナーで、佐野はモダンなブルーアイド・ソウルを意識したとコメントしている。都市でのナイト・ライフを歌っており、歌詞の内容にさして意味はないものの、言葉の選び方のセンスは同時代のアーティストの中では異色。だいたい「Vanity Factory」なんてタイトルは出ないだろう、普通。

この曲の疾走感、ボキャブラリー、アレンジ、すべてがクールでカッコよく、どちらかといえば内省的なトーンの強いアルバム「SOMEDAY」の中では、特にボーイズにとって強いアクセントになる曲だ。残念ながらライブで聴いたことはなかったと思うし、コンピレーションなどにも収録されていないが、このアルバムを聴き込んだ僕の世代のファンには印象の強い曲。伊藤銀次アレンジによる沢田研二のバージョンはよりソウルフルでいい。
[11] SOMEDAY
●アルバム ●オリジナル
●1982.6.21 ●Epic ●ESCB-1322
●曲順:9 ●バージョン:(A)
●表記:Vanity Factory
●英文名:VANITY FACTORY
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[69] SOMEDAY Collector's Edition
●アルバム ●コンピレーション
●2002.5.22 ●Epic ●ESCL-2314/5
●曲順:9 ●バージョン:(A)
●表記:ヴァニティ・ファクトリー
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[125] 2022 LIVE AT SENDAI...
●アルバム ●ライブ
●2022.11.18 ●DaisyMusic
●曲順:2 ●バージョン:(B)
●表記:ヴァニティ・ファクトリー
●英文名:VANITY FACTORY
●バージョン名:LIVE 福岡市民会館 2022.5.8

2022年5月8日に福岡市民会館で行われた「WHERE ARE YOU NOW」ツアーでのライブ。


[38] Rock & Roll Night
佐野元春の代表曲であり9分近いロックオペラ的大作。タイトルに反して曲調はミドルテンポのフォーク・ロックに近いが、ストリングスが荘重な彩りを添えている。ラジオ番組ではサリンジャーの「ライ麦畑」にインスパイアされたと紹介されたが、その通り、十代のイノセンスとその行方に目を凝らし、真実の在処を見定めようとしたこの曲のモチーフは、佐野とファンとの間の重要な約束のひとつになった。他に代えの利かない曲である。

佐野がその後宿命的に追い求めることになるイノセンスは、この曲では「瓦礫の中のゴールデン・リング」と表現され、この部分にだけ三度のハーモニーが付けられている。この曲で佐野は、そして僕たちは真実の後ろ姿を一瞬だけ見た。しかしそれは僕たちの手に入ることはなく、僕たちはその残像を手がかりに生をやりくりすることになった。長いピアノのアウトロはそのための鎮魂歌であり、この曲の本質はこのアウトロにこそあるのだ。
[11] SOMEDAY
●アルバム ●オリジナル
●1982.6.21 ●Epic ●ESCB-1322
●曲順:10 ●バージョン:(A)
●表記:Rock & Roll Night
●英文名:ROCK & ROLL NIGHT
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[33] HEARTLAND
●アルバム ●ライブ
●1988.4.21 ●Epic ●ESCB-1311
●曲順:13 ●バージョン:(B)
●表記:ロックンロール・ナイト
●英文名:R & R Night
●バージョン名:記載なし

1987年9月15日に横浜スタジアムで行われた、ツアー「Cafe Bohemia Meeting」のファイナル「横浜スタジアムミーティング」からのライブ。
[55] THE GOLDEN RING
●アルバム ●ライブ
●1994.11.1 ●Epic ●ESCB-1516/8
●曲順:34 ●バージョン:(C)
●表記:ロックンロールナイト
●英文名:Rock & Roll Night
●バージョン名:記載なし

1994年4月24日に日本武道館で行われた「The Circle Tour」でのライブ。
[66] The 20th Anniversary Edition
●アルバム ●コンピレーション
●2000.1.21 ●Epic ●ESCB-2080/1
●曲順:16 ●バージョン:(D)
●表記:ロックンロール・ナイト
●英文名:記載なし
●バージョン名:'99 mix version

オリジナル・テイクを渡辺省二郎が新たにリミックスしたバージョン。ボーカルにディレイ処理が行われ、ダブル・ボイスに近い効果を出している。
[69] SOMEDAY Collector's Edition
●アルバム ●コンピレーション
●2002.5.22 ●Epic ●ESCL-2314/5
●曲順:10 ●バージョン:(A)
●表記:ロックンロール・ナイト
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[70] THE LEGEND
●アルバム ●コンピレーション
●2003.1.1 ●Epic ●ESCL-2363
●曲順:10 ●バージョン:(A)
●表記:ロックンロール・ナイト
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

特に記載はないが、オリジナル・バージョンをリマスターしてそのまま収録したものと思われる。
[92] Early days of MOTOHARU SANO
●アルバム ●コンピレーション
●2010.12.16 ●Sony Music Direct ●DQCL 2056
●曲順:6 ●バージョン:(A)
●表記:ロックンロール・ナイト
●英文名:記載なし
●バージョン名:Original version

オリジナル・バージョン。
[89] All Flowers In Time
●アルバム ●ライブ
●2011.12.21 ●DaisyMusic ●(No Number)
●曲順:10 ●バージョン:(E)
●表記:ロックンロール・ナイト
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

2011年6月19日東京国際フォーラムでのライブ。
[91] SOUND & VISION 1980-2010
●アルバム ●コンピレーション
●2012.5.16 ●Sony Music Direct ●DYCL 1821-5
●曲順:11(1-11) ●バージョン:(A)
●表記:ロックンロール・ナイト
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[95] No Damage Deluxe Edition
●アルバム ●ライヴ
●2013.12.25 ●Sony Music Direct ●MHCL 30188
●曲順:2-10 ●バージョン:(F)
●表記:ロックンロール・ナイト
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

DISC 2「ROCK & ROLL NIGHT LIVE AT THE SUNPLAZA 1983」に収録。1983年3月18日中野サンプラザでのライブ・バージョン。
[106] 35周年アニバーサリー・ツアー・ファイナル
●アルバム ●ライブ
●2016.12.21 ●DaisyMusic ●POCX-29002
●曲順:11 ●バージョン:(G)
●表記:ロックンロール・ナイト
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

2016年3月26日、東京国際フォーラムでのライブ。
[107] LIVE AT 東京国際フォーラム
●アルバム ●ライブ
●2017.5.31 ●DaisyMusic ●POCE-9391/2
●曲順:17(2-7) ●バージョン:(G)
●表記:ロックンロール・ナイト
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

2016年3月26日、東京国際フォーラムでのライブ。
[115] GREATEST SONGS COLLECTION 1980-2004
●アルバム ●コンピレーション
●2020.10.7 ●Sony Music Direct ●MHCL 30640-2
●曲順:1-12 ●バージョン:(D)
●表記:ロックンロール・ナイト
●英文名:Rock & Roll Night
●バージョン名:'99 mix version

「The 20th Anniversary Edition」収録の渡辺省二郎による新ミックス。
[127] SWEET16 30TH ANNIVERSARY
●アルバム ●コンピレーション
●2023.3.29 ●DaisyMusic ●MHCL 2984-90
●曲順:3-15 ●バージョン:(H)
●表記:ロックンロール・ナイト
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

1992年3月23日、神奈川県民ホールで行われた「See Far Miles Tour Part I」でのライブ。
[127] SWEET16 30TH ANNIVERSARY
●アルバム ●コンピレーション
●2023.3.29 ●DaisyMusic ●MHCL 2984-90
●曲順:5-13 ●バージョン:(I)
●表記:ロックンロール・ナイト
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

1993年1月24日、横浜アリーナで行われた「See Far Miles Tour Part II」でのライブ。


[39] サンチャイルドは僕の友達
「Rock & Roll Night」で真実の一瞬の後ろ姿を焼きつけながら、しかしその実体をつかむことのできなかった僕たちは、悲しげなピアノのアウトロでその報われない魂を眠らせる他なかった。この曲はアルバム「SOMEDAY」がそのような失意の中で終わることを避けるため、急遽用意された「救い」あるいは「赦し」のための曲である。劇的な夜の後、朝が来たけれど、まだしばらくはまどろんでいていいんだよ、と歌う佐野の声は優しい。

それは結局のところ真実を手にすることなどできるはずもない我々の有限な生、不完全な宿命に対する限りない受容である。我々が今ここに限りある存在としてあることへの祝福である。この曲で始めて「Rock & Roll Night」は完結したのだと言ってもいい。アルバム「GRASS」に収録された、ストリングスをフィーチャーしたリハーサル・バージョンが素晴らしい。この曲が依って立つ音楽的なバックボーンを明らかにする名演と言えよう。
[11] SOMEDAY
●アルバム ●オリジナル
●1982.6.21 ●Epic ●ESCB-1322
●曲順:11 ●バージョン:(A)
●表記:サンチャイルドは僕の友達
●英文名:SUNCHILD
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[68] GRASS
●アルバム ●コンピレーション
●2000.11.22 ●Epic ●ESCB-2190
●曲順:15 ●バージョン:(B)
●表記:サンチャイルドは僕の友達
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

1996年12月に行われたスペシャル・ライブ、「フルーツ・パンチ」のためのリハーサルから収録したスタジオ・ライブ・バージョン。ボーナス・トラックでありスリーブには表記がないが、ブックレットには記載されている。
[69] SOMEDAY Collector's Edition
●アルバム ●コンピレーション
●2002.5.22 ●Epic ●ESCL-2314/5
●曲順:11 ●バージョン:(A)
●表記:サンチャイルドは僕の友達
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[69] SOMEDAY Collector's Edition
●アルバム ●コンピレーション
●2002.5.22 ●Epic ●ESCL-2314/5
●曲順:19 ●バージョン:(C)
●表記:サンチャイルドは僕の友達
●英文名:記載なし
●バージョン名:another mix

オリジナル・テイクの別ミックスと思われるが詳細は不明である。


[40] So Young
山下久美子に提供した曲。歌詞の一部を変更している。ソウル、R&Bのフォーマットを下敷きにしたハネたベースラインのシンプルなポップ・ソング。徹底して脚韻を踏んで行くAメロの歌詞はナンセンスだが、「だれもが『若過ぎる』と言う」と嘆くこの曲のメッセージはホールデン・コールフィールド的なティーンエイジ・イノセンスをモチーフにしており、この時期の佐野に特有なもの。ファンにとっても重要なフレーズのひとつだろう。

シングルのカップリングとして発表され、追加レコーディング、リミックスを施されてコンピレーション「No Damage」に収録された。ステージでも頻繁に演奏される「クラシックス」のひとつであり、その後もライブ盤やコンピレーションに収録されている。オリジナル・バージョンは長く入手困難であったが、2002年の「SOMEDAY Collector's Edition」で初めてCD化された。「サウンド・ストリート」のオープニングにも使われていたな。
[13] スターダスト・キッズ
●シングル ●オリジナル
●1982.11.21 ●Epic ●(07・5H-140)
●曲順:2 ●バージョン:(A)
●表記:So Young
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

オリジナル・バージョン。
[15] No Damage
●アルバム ●コンピレーション
●1983.4.21 ●Epic ●ESCB-1323
●曲順:9 ●バージョン:(B)
●表記:So Young
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

このアルバム収録のためにパーカッションなどの追加レコーディングを行ったバージョン。ソリッドなオリジナルに比べ、やや深めのリバーブがかかっているように思われる。
[55] THE GOLDEN RING
●アルバム ●ライブ
●1994.11.1 ●Epic ●ESCB-1516/8
●曲順:3 ●バージョン:(C)
●表記:ソー・ヤング
●英文名:So Young
●バージョン名:記載なし

1994年4月23日に日本武道館で行われた「The Circle Tour」でのライブ。
[69] SOMEDAY Collector's Edition
●アルバム ●コンピレーション
●2002.5.22 ●Epic ●ESCL-2314/5
●曲順:17 ●バージョン:(A)
●表記:ソー・ヤング
●英文名:記載なし
●バージョン名:original ver.

オリジナル・バージョン。
[70] THE LEGEND
●アルバム ●コンピレーション
●2003.1.1 ●Epic ●ESCL-2363
●曲順:2 ●バージョン:(B)
●表記:ソーヤング
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

特に記載はないが、アルバム「No Damage」に収録されたバージョンと同一と思われる。
[95] No Damage Deluxe Edition
●アルバム ●コンピレーション
●2013.12.25 ●Sony Music Direct ●MHCL 30187
●曲順:1-9 ●バージョン:(B)
●表記:So Young
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

アルバム「No Damage」のスペシャル・パッケージ。オリジナル・バージョンに追加レコーディングを行いミックスも変更したバージョン。
[95] No Damage Deluxe Edition
●アルバム ●ライヴ
●2013.12.25 ●Sony Music Direct ●MHCL 30188
●曲順:2-8 ●バージョン:(D)
●表記:ソー・ヤング
●英文名:記載なし
●バージョン名:記載なし

DISC 2「ROCK & ROLL NIGHT LIVE AT THE SUNPLAZA 1983」に収録。1983年3月18日中野サンプラザでのライブ・バージョン。



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