Smoke & Blue 2019 2012年に初めて行われたアンプラグド・ライブ。その後シリーズ化され、2014年、2015年、2016年、2017年と行われたが、CDの特典DVDなどのライブの様子が一部収められただけでまとまった形で映像作品化されることはなかった。 2019年になりようやくライブDVDがリリースされた。2019年4月4日、ビルボードライブ東京でのステージの模様を収録したもので、バッキングは古田たかし(ドラム)、井上富雄(ベース)、Dr.kyOn(キーボード、ギター)、長田進(ギター)の他、佐橋佳幸が『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』の1曲のみゲスト参加している。アーティスト名義は佐野元春 & THE HOBO KING BANDとなっている。 この年のツアーでは3月から4月にかけ、ビルボードライブ大阪(3日間6公演)、ビルボードライブ東京(4日間8公演)、名古屋ブルーノート(2日間4公演)でライブを行った。前年にリリースされたセルフ・カバー・アルバム「自由の岸辺」との関連を強く印象づけるステージとなった。 かつては東京の全公演を見る勢いで通っていたこともあったが、このツアーでは「まあ1回見ればいいか」くらいの感じになって3月14日のステージを見た。後でセット・リストを見比べるとDVDに収録された4月4日のステージとは結構曲の入れ替えがあったようだ。もう少しマメに足を運んだ方がよかったのか。 【映 像】 ビデオ作品「SMOKE & BLUE 2019」が2019年12月にリリースされている。当日のステージの全曲を収録したものと思われる。 【ライブ・レビュー】 前述のとおり、どうせセット・リストも大差ないだろうと思って東京の8公演のうち1回しか見に行かなかった。会場が好きじゃないんだよな。
2022 Silverboy & Co. e-Mail address : silverboy@silverboy.com |