'MANIJU' TOUR 2015年12月から2016年3月にかけて行われた「35周年アニバーサリー・ツアー」のあと、2017年末まではビルボード・ライブ他での「Smoke & Blue」が2016年9月から12月と2017年11月に行われたのみで全国規模のツアーはなかった。 2017年7月には新しいオリジナル・アルバム「MANIJU」をリリース、アルバムのプロモーション・ツアーは2018年2月から4月にかけて行われた。全国7か所のホール・ツアーで東京では初日に日本青年館ホールと千秋楽に東京ドームシティ・ホール、大阪はフェスティバルホールでの開催となった。 東京では2020年にオリンピックを控えてインフラの更新が集中するためホールが不足するという事情があり、これまで開催した実績の乏しいホールでの公演となった(東京ドームシティ・ホールは初めての公演)。 バッキングはアルバムをともに制作したコヨーテ・バンド。初日となる日本青年館では藤田顕が「欠席」と告知され、深沼元昭がひとりでギターを担当した。 このツアーではアルバム「Coyote」以降の曲で本編を固め、特に千秋楽となった東京ドームシティ・ホールでのステージでは、アルバム「MANIJU」の収録曲を、『蒼い鳥』を除いて全曲演奏した(『蒼い鳥』は終演後客出しのBGMとして使われた)。新しいアルバム、コヨーテ・バンドとの共同作業への自信を感じさせるパフォーマンスだった。 このツアーからはその千秋楽のステージが同年12月にBlu-rayディスクでリリースされた。 僕は日本青年館と東京ドームシティ・ホールでのライブを見た。 【映 像】 ビデオ作品「2018 'MANIJU' TOUR FINAL AT TOKYO DOME CITY HALL」が2018年12月に発売されている。タイトル通り2018年4月1日の東京ドームシティ・ホールでのライブを収録したもので、アンコールまで含め当日のパフォーマンス27曲を完全収録している。 【ライブ・レビュー】 上記の通り、2018年2月2日の日本青年館ホールと、4月1日の東京ドームシティ・ホールの2公演を見に行った。
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