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THE LEGEND
EPIC RECORDS JAPAN 25th. ANNIVERSARY
THE EARLY DAYS 1980-1989


2003.1.1発売
Epic Sony / ESCL 2363

PRODUCER :
佐野元春
MASTERING ENGINEER :
前田康二

作詞・作曲 :
佐野元春
●アンジェリーナ
 (20thアニバーサリーremixed ver.)
●ソーヤング
●ガラスのジェネレーション
●悲しきレイディオ
●情けない週末
●ダウンタウンボーイ
 (Someday Collector's Edition remixed ver.)
●スターダスト・キッズ
●シュガータイム
●ハッピーマン
●ロックンロール・ナイト
●サムデイ
●グッドバイからはじめよう
●ヤングブラッズ
 (7'シングルバージョン)
●ワイルド・ハーツ―冒険者たち
●クリスマス・タイム・イン・ブルー
 ―聖なる夜に口笛吹いて―
 (12'シングルバージョン)
●約束の橋
 (7'シングルバージョン)

佐野元春が所属するエピック・レコーズの25周年を記念してリリースされたシリーズものベストの佐野編。他に大沢誉志幸、ストリート・スライダーズなど、同レーベルの主要な11のアーティストの同様のベストが同時にリリースされた。

タイトルにある通り、80年代の佐野の代表曲をリマスターして収録している。レーベルの企画ものではあるが佐野自身が監修という形で選曲とリマスターを手がけた。選曲は最大公約数的で特に見るべきものはないし、このシリーズ企画そのものにどことなく後ろ向きなものを感じてしまう部分もあるが、「美味しいところ」をコンパクトにまとめたベストという意味ではそれなりに価値のあるコンピレーションと言えよう。

「アンジェリーナ」は『20th Anniversary Edition』収録の再ミックス・バージョン、「ダウンタウン・ボーイ」はシングル・バージョンの再ミックス(アルバム『SOMEDAY Collector's Edition』に収録)、「約束の橋」は92年にシングル・リリースされた際のリミックス・バージョン(クレジットには「released in 1989」とあるがこれは間違いであろう。尚、このバージョンはアルバム『NO DAMAGE II』にも収録)で収録しているが、このアルバムでのみ聴けるバージョン、ミックスはない。また、「クリスマス・タイム・イン・ブルー」は「12'シングルバージョン」とクレジットされているが、ここに収録されているのは12インチ・シングルで「Vocal/Original Version」とクレジットされていたショート・バージョンで、アルバム『Cafe Bohemia』収録のものと同じである。

オールド・ファンには初期の代表曲のリマスターとして、新しいリスナーには入門編として、手軽な1枚だ。生産限定品。



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