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Golden Ring THE GOLDEN RING
Live 1983-1994


Epic Sony
ESCB-1516/8 [3CD] (1994.11.1)

PRODUCER:
佐野元春、滝瀬 茂、坂元達也
MIXER:
坂元達也

作詞・作曲:
佐野元春
DISC 1
●ガラスのジェネレーション Crystal Generation
●ダウンタウン・ボーイ Down Town Boy
●ソー・ヤング So Young
●彼女はデリケート She's So Delicate
●アンジェリーナ Angelina
●悲しきレイディオ Radio Radio
●君をさがしている −朝が来るまで Looking For You
●ドゥ・ホワット・ユー・ライク −勝手にしなよ
 Do What You Like
●グッドバイからはじめよう The Beginning Of The End
●コンプリケーション・シェイクダウン
 Complication Shakedown
●ワイルド・オン・ザ・ストリート Wild On The Street
●カム・シャイニング Come Shining
●シェイム −君を汚したのは誰 Shame
●ヤングブラッズ Young Bloods

DISC 2
●ワイルドハーツ −冒険者たち Wild Hearts
●99ブルース 99Blues
●インディビジュアリスト Individualists
●ストレンジデイズ −奇妙な日々 Strange Days
●新しい航海 New Voyage
●ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 Napoleon Fish Day
●ボリビア −野性的で冴えてる連中 Bolivia
●ブルーの見解 Vision Of Blue
●ぼくは大人になった A Big Boy Now
●月と専制君主 Sidewalk Talk
●愛のシステム System Of Love
●ジュジュ JuJu
●ジャスミンガール Jasmine Girl

DISC 3
●欲望 Desire
●ニューエイジ New Age
●スウィート16 Sweet16
●レインボー・イン・マイ・ソウル Rainbow In My Soul
●約束の橋 The Bridge
●彼女の隣人 Don't Cry
●ロックンロールナイト Rock & Roll Night
●ハートビート
 −小さなカサノバと街のナイチンゲールのバラッド
 Heartbeat
●サムデイ Someday
●空よりも高く Home



ザ・ハートランドの解散に際し、メモリアルとして発売されたライブ・アルバム。まとまったライブ・アルバムとしては2組目である。1983年の「Rock & Roll Night Tour」から1994年の「The Circle Tour」日本武道館公演まで、10年以上に渡る音源から、CD3枚組37曲が収録されている。タイトルの「THE GOLDEN RING」とは「Rock & Roll Night」の歌詞の一節で、佐野元春の主要なテーマの一つであるイノセンスを象徴している。

曲目は概ね初期の作品から当時の最新アルバム「THE CIRCLE」の収録曲までほぼまんべんなく選ばれているが、全37曲のうち26曲が90年の「Time Out! Tour」以降の音源となっており、より完成に近づいたアレンジや演奏、よい録音状態で聞かせるという意味からは確かに意味のある選択であったかもしれないが、ライブでハートランドの成長をたどるという点ではやや音源に偏りが見られ残念である。

特徴ある音源は、「Rock & Roll Night Tour」からの「ガラスのジェネレーション」と「グッドバイからはじめよう」、「Goodbye Cruel World」からの「Young Bloods」のアコースティック・ライブ、「ジャスミン・ガール」のアコースティック・バージョンなどだが、大部分は代表曲の代表的なアレンジが中心である。ハートランドのいわば「正史」としての意味あいからは当然のことではあろうが、どうせ3枚組にするのならそのうち1枚くらいは珍しい音源を収録してもよかったのではないか。思いつくだけでも、ギターとオルガン、パーカッションだけをバックに歌う公式リリース前の「愛のシステム」、バンドでバッキングした「君を待っている」、ビジターズ・ツアーで大幅にアレンジを変えて歌われた「夜のスウィンガー」や「麗しのドンナ・アンナ」、数回だけ演奏されたという「TONIGHT」、それからやはり「デトロイト・メドレー」とメンバー紹介など、価値ある音源はまだまだ残っていると思う。

それから、1枚目のライブ・アルバム「THE HEARTLAND」と曲目がダブるのはある程度仕方ないとしても(さすがに音源はダブっていない)、先にシングル「誰かが君のドアを叩いている」のカップリングとしてリリースされている「愛のシステム」の「Goodbye Cruel World」バージョンを再収録するのは納得できかねる。それなら同音源からの別の曲を収録して、「愛のシステム」は別の音源を採ればよかったのではないか。

ともかく、佐野元春がザ・ハートランドとともに歩んできたライブ・ヒストリーを伝える、資料としても貴重なライブ・アルバム。



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