logo ブンデスリーガ・トーク 2003年7月


■2003年7月27日(日) レーマン移籍

●今日は国立競技場でFC東京×京都パープルサンガを見てきました。味スタに比べると国立は何だか暗いしピッチは遠いし屋根もなくて吹きさらし。昔からのサッカーファンの皆様には聖地なのかもしれませんが、にわかJリーグ・ウォッチャーの僕としては何で味スタでやらないんだという気がしますな、ま、いいけど。
●で、試合はFC東京が戸田のワザありのループシュートで開始2分にいきなり先制し、これは祭りかと思ったのですが、結局はその1点を守りきって勝つという渋い展開になってしまいました。何度かカウンターから危ない形にもなりましたが土肥ちゃんが何とかセーブしてくれて助かったって感じ。やっぱり中盤から前線へのつながりが悪い、ってか、ロングボールに頼ることが多かったような気がします。
●開幕当初には結構見られた胸の空くようなサイドチェンジもなく、左サイドからの仕掛けもなくて単調な攻撃に終始したように見えました。石川の個人技だけじゃね。まあ、今日はケリーがいなかったのもあるかもしれないけど。あと、アマラオはさすがに年ですね。いつまでも頼る訳にも行かないと思いました。
●それにしてもこれでFC東京は4位に浮上、ということで笑ってしまうんですが、何しろここまでのチーム得点14点はリーグでも下から2番目。まあ、失点10というのがリーグ最少だからこそ勝ててる訳ですが、もうちょっと点取ろうよ。ファースト・ステージ最終戦となる来週はアウェイで磐田と。真価を問われますな。
●ところで、FC東京は8月5日にレアル・マドリッドと親善試合を行います。いったいだれが何を考えてこういうマッチメイクをしているのか不明ですが。レアル・マドリッドも一応フィーゴ、ジダンら主力をちゃんと連れてきてくれるそうです。ベッカム様は知らないけど。見に行きたかった気はするけどちょっと無理ですわ。それにしてもこういう試合をどうして国立でやるのか。味スタでやればいいじゃん、味スタで。
●あとさ、代表試合もワールドカップの時にあちこちに造ったスタジアムで順番にやればいいと思うのに、どうしていつも国立なんだろ。別にいつも東京でやる必要もないじゃん。勢いで巨大スタジアム造った自治体はどこもみんな財政難で困ってるんだからさ。
●さて、ブンデスリーガの方ですが、こちらは開幕まであと1週間となりました。高原が出てる割に何の話題にもなっていないリーガポカールは、明日28日にドルトムント×HSVという組合せで決勝が行われます。まあ、好きにやってくださいという感じですが、何で月曜日に試合やるんだろ。謎です。
●そのドルトムント、不動の守護神イェンス・レーマンがアーセナルへ移籍することになったようです。移籍金は3.5百万ユーロで話がついたとか。安いですね、スペインやイタリア方面と比べると。嫌いな人じゃなかっただけにイングランドに行ってしまうのは残念ですが、プレミアでも審判の見てないところで敵の選手にケリ入れたりして新聞をにぎわせて欲しいです。後任はヴァイデンフェラーで十分だろうとは思うんですが、逆にアーセナルから名前の読めない方を獲得するらしいです。
●UIカップではシャルケ、ヴォルフスブルグ、ブレーメンの3チームががんばっています。UIカップでは勝ち残り3チームがUEFAカップへの出場権を手にしますが、ドイツの3チームが仮にこのまま勝ち進んでも、ブレーメンとシャルケが当たることになってしまうので、3チームとも出場ということはできない組合せになっています。既にHSV、ヘルタ、ラウテルンがUEFAカップへの出場権を手にしており、ドルトムントはチャンピオンズ・リーグ予選に敗れるとUEFAカップに回ることになるので、最大6チームものドイツのクラブがUEFAカップにひしめくことになる訳ですな。
●ちなみにドルトムントはチャンピオンズ・リーグの予選、FCブルージュとやるそうです。ホーム&アウェイで勝てば本選出場、負ければUEFAカップです。
●じゃ、来週。

■2003年7月15日(火) マネージャーシュピール

●ブンデスリーガ・ファンの皆さん、いかがお過ごしですか。開幕まであと半月となり、各クラブの補強もほぼ形が見えてきたようです。我がグラードバッハはフィンランドのコルカ、チェコのスヴェルコスを獲得してFWをさらに強化、ケテラーの正式移籍も決定しました。一方でカーネルに続きハウスヴァイラーが故障してしまい、DFを追加で獲得することも考えているようです。
●僕の手許には注文していた「青kicker」がようやく届きました。前にも説明したと思いますが、これは昨シーズンの戦績をまとめたイヤーブックで、各節のすべての試合の結果はもちろん、出場選手、得点者、警告、審判などのデータが掲載されている他、チームごとに各選手の試合ごとの採点も載っているすぐれモノです。何とか手を尽くして探してみてください。
●また、DVD「Bundesliga Total 2002/2003」と「Bundesliga Highlights 2002/2003」もリリースされたようです。日本のDVDプレーヤでは再生方式の違いで見られないこともありますが、PCでなら見られるようです。これも気合いを入れて探してみてください。
●さて、今日紹介するのは、「kicker」主催のマネージャーシュピールです。これはブンデスリーガの選手の中から自分のオールスターチームを選んで登録すると、毎試合の「kicker」の採点によって自分のチームが評価され、全体の中の順位が出るというもの。これをやってると応援にも自然と力が入ります。但し、いくつかチーム編成に制限があります。

□ 1チームは15人。GK1人、DF3人、MF5人、FW2人のレギュラーと、各ポジションに1人ずつの控え選手。
□ 一つのクラブから選べるのは3人まで。
□ UEFA外の選手は5人まで。
□ 予算は30百万まで。「kicker」のサイトに各選手のプライス・リストがあります。例えばカーンは8百万、バラックは11百万、高原は1.9百万、といった具合。
□ 採点の対象になるのはスタメンで出場した選手だけ。レギュラーのうちだれかが欠場した場合には、そのポジションの控えの選手の採点が考慮されますが、一つのポジションで二人以上の選手が欠場した場合には、それ以上の補充はできず、その分だけ採点対象の選手が少なくなります。
□ 「kicker」採点が「1」の場合はその選手に10点が与えられます。以下、「1.5」なら8点、「2」なら6点…、と続き、採点が「3.5」のとき0点、最悪の「6」の時はマイナス10点になります。この累積が自分のチームのポイントです。
□ 自分のチームの選手が得点すると、FWの場合3点、MF4点、DF5点、GK6点のボーナスが加算されます。
□ また、レッドカードの一発退場はマイナス6点、1試合にイエローカード2枚累積の退場はマイナス3点となります。

●ということで、これはとにかくチーム編成するときがいちばん楽しいですね。「kicker」のサイトでだれでも登録できます。参加は無料。ちなみに僕のチームを紹介しましょう。

■GK ピーケンハーゲン(HSV、2.5)、◎ボレル(ブレーメン、1.3)
■DF マルトリッツ(HSV、2.7)、シュトラッサー(グラードバッハ、1.2)、ツィヒョン(ケルン、1.0)、◎ヘアチュ(レバークーゼン、1.0)
■MF クルーゲ(グラードバッハ、2.0)、ティアム(ヴォルフスブルグ、1.8)、マイスナー(VfB、1.6)、ザイツ(シャルケ、1.5)、モンテロ(フランクフルト、1.3)、◎レクサ(フランクフルト、1.0)
■FW ヴォローニン(ケルン、3.5)、シュロート(1860、3.0)、◎イアシュヴィリ(フライブルグ、2.0)
(◎は控え)

これで投じた予算は27.4百万。さて、どんなもんでしょう。



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