■2001年3月24日(土)
●W杯欧州予選、ドイツ×アルバニアは2-1でドイツが勝ちました。すべり出しこそリズムもよかったのですが得点が入らないまま0-0で前半を終了。後半開始5分にダイスラーの25mシュートで先制してやっと本調子かなと思ったのもつかの間、1-1と同点に追いつかれてマズい感じになったのですが、終了10分前に代表デビューのクローゼがこぼれ玉を頭で押し込んで勝ち越し、そのまま逃げ切って何とか面目を保ったという危うい試合でした。
●とはいえ勝ち越しの2点目は完全なオフサイドでしたね。まあ、オフサイド・ポジションにいたプレーヤーにボールはわたらなかった訳ですが(ドイツ語ではこれを「パッシブ」なオフサイド、というんですが日本語では何と呼んでいるのでしょうか)。ええと、水曜日にはアテネでギリシャ戦があるんですが、アルバニア相手にこんな具合で大丈夫なんでしょうか、フェラーさん。
●ともかく勝ったということで、予選第9組ではドイツは3戦全勝(勝ち点9)の首位を走っています。2位のイングランドが同じく3試合消化で勝ち点4ですから、位置的にはかなりいい線行ってると申せましょう。これで水曜日のギリシャ戦に勝てばぐっと予選クリアが近くなるということですね。イングランドとのアウェイは既にやっちゃった訳だし。
●それから、皆さんもうご存じでしょうが、フランス×日本は、5-0でフランスが格の違いを見せつけました。やっぱり去年のハッサン2世杯は欧州選手権前の調整試合だったんですね。この試合はドイツでも生中継されていたんですけど、僕は当然ドイツ×アルバニアを生で見るので、こちらは録画してしまいました。パリまで見に行こうかなとも思ったんですけど。
●ところで月曜日のマンハイム×ビーレフェルドは、もったいないことに3-3で引き分けてしまいました。それも1点を先制しながら逆転され、それを再逆転したものの終了間際に追いつかれて終わりという激しい試合だったようです。星勘定的には痛いポイントを落としました。そういえばマンハイムのヴァータがアルバニア代表で出ていて思わず肩入れしてしまいました。でもアルバニアは決して弱くなかった。
■2001年3月17日(土)
●BVB、正念場となる上位対決シリーズですが、ホームでレバークーゼンに1-3と完敗を喫しました。シュナイダーのロング・シュートが前に出ていたレーマンの頭の上を越えて行った1点目、セットプレーでレーマンを含めた全員が前線に上がっていたところでファウルを取られ、ラメロウの素早いリリースからブルダリッチが無人のゴールに正確なミドル・シュートを決めた3点目(レーマンはゴールに戻る間もなく呆然と見守るのみ)と、見てる方としては面白い試合でしたが、やられた方にはさぞストレスの残る試合だったのでは、とお察しいたします。マティゼックはファイン・セーブの連発でした。
●ミュンヘン・ダービーは、バイエルンが1860を2-0で抑えました。1860も何度か決定的な形を作ったものの、マックスが決め損ねたりカーンにやられたりして無得点に終わりました。イェレミースの2回目のファウルは本当なら黄色相当で、この日既に黄色をもらっていた彼はそこで退場だったはず。でも、バイエルンって、BVBやシャルケ、ヘルタがもたついてるときにきちんと勝つところが憎たらしいですな。
●2部の方は、ニュルンベルグ対グロイター・フュルトのニュルンベルグ・ダービーがありましたが、フュルトが1-0で勝ち、ニュルンベルグは地元で今季初の負け試合となりました。ていうかこれまで地元では負けはおろか引き分けすらない全勝だったんですね、おそろしいことに。この結果、フュルトは今節まだ試合をしていないパウリとマンハイムを抜いて暫定3位に上がりました。パウリは明日ケムニッツと、我がマンハイムは月曜日にビーレフェルドと試合を行います。
●「kicker」によれば混戦の3位争いを制して1部昇格する本命は、パウリでもフュルトでもロイトリンゲンでもなく我がマンハイムだそうです。ほんまかいなという気もしますが、是非ともそうあって欲しいところ。こういうのは調子のいいときにがんばっておかないと、来季はまたリセットして1からの出直しになる訳で、もう一度チャンスが巡って来るという保証はどこにもない訳で。そのためにはホームでのビーレフェルド戦は何としても負けられませんな。テレビ中継もあるし。
●来季はベケルベルグのみシーズン・チケットを買う予定。だってグラードバッハ昇格するんだもん。ケルンはやっぱり遠いし、特に夜の試合がきつい。本当は昨日のヴォルフスブルグ戦も見に行きたかったんだけど、金曜日の夜にケルンまで行くのはちょっとしんどいね。昨日は結果的に仕事も片づかなかったし。
●さて、代表試合の方ですが、W杯予選、24日にレバークーゼンでアルバニア戦、28日にはギリシャへ遠征です。メンバーも既に発表されていますが、ノボトニー、ダイスラー、レーマー、ツィクラーと怪我人総復帰の構想となっており、気持ちは分かるが大丈夫かという感じ。で、例によってこんな感じでどうでしょう。
カーン
レーマー ノボトニー ヴェアンス
ダイスラー ラメロウ イェレミース バラック
ショル
ヤンカー ノイヴィル
あるいはノイヴィルの代わりにツィクラーでもいい。ところでGKのサブはレーマンでいいですか。僕はロストの方がいいような気がするんですけど。あと、リンケさんはやっぱりやめましょう。
■2001年3月12日(月)
●今日は仕事が終わってからベケルベルグに駆けつけたのですが、会社の駐車場のシャッターが壊れていて外に出るのに10分以上ロスしてしまい、キック・オフを見損ねました。まあ、その直後くらいにはスタジアムに入れたのでよかったんですけど。
●で、今日は首位のニュルンベルグを迎え、2位のグラードバッハとの直接対決ということもあってか、月曜日の夜の試合にもかかわらずスタジアムはいつになく満員。だいたい毎回2万人前後は入るんですが、今日は27,000人の観客ということでアウェイ側のスタンドを除いてほぼ満員だったんじゃないかな。
●試合はグラードバッハが前半に1点を先取したものの、後半の散漫なクリア・ミスから同点に追いつかれ、結局1-1の引き分けに終わりました。この試合に勝てば首位との勝ち点差が4と縮まるところでしたが、さすがにニュルンベルグは個人の能力も高く手強かったです。とはいえグラードバッハも今日はテンションの高いプレーでなかなか見せてくれました。特にパスのコンビネーションとボールを奪いに行くしつこさには見るべきものがありました。後半にはいるとさすがに運動量も減り、集中力も落ちて失点を招きましたが、1位と2位の試合にふさわしいレベルの高い試合だったと思います。
●もっとも、両者とも「負けない」ことに重点を置いていたせいか、見ていて胸のすくような試合というよりは息詰まる熱戦という感じですかね。これで負けてたらフラストレーションたまるだろうなあという感じの「重い」試合でした。今日は駐車場も結構いっぱいで、出口にクルマが殺到するせいで駐車場から出るのに30分以上かかりました。家に帰ったら12時前。やはりサッカーは土曜日か日曜日の午後にして欲しいと思いました。
●という訳で順位表も更新。
■2001年3月11日(日)
●我がSVヴァルドホフ・マンハイムは、金曜日にアウェイでデュイスブルグと対戦、クラウシュのゴールで1-0と貴重な1勝をおさめました。2部も上位、特に3位争いは混戦で白熱している訳ですが、当面の敵であるザンクト・パウリがグロイター・フュルトに1-5で負け、ロイトリンゲンがシュトゥットガルター・キッカーズに0-1で負けた結果、マンハイムは4位に浮上、3位のパウリとは勝ち点差がわずか1にまで迫っています。まだ9試合を残しており昇格の成否はまだまだ分かりませんが、少なくともまったくの夢物語という訳ではないのは確かなところ。
●1部の方はバイエルンとレバークーゼンが貫禄勝ちをおさめる一方でシャルケとBVBがともにアウェイで引き分け、バイエルンが首位を奪還しました。もっとも首位のバイエルンから6位のシャルケまでは勝ち点差がわずか4。少なくとも上位6チームにはどこにも優勝の可能性があると言っていいでしょう。
●ええと、ところでクリストフ・ダウムさんはトルコのチームの監督に働き口を見つけたらしいです。まあ、ドイツの方も監督の入れ替わりは結構激しいですからいずれ復帰もあるのではと思っているんですが。
●ところで金曜日のデュイスブルグ×マンハイム、よく考えたら仕事終わってすぐに駆けつければ間に合ったんじゃないかと悔やんでいる次第。明日はベケルベルグでグラードバッハ×ニュルンベルグがあるんですが、事情が許せば仕事の後で観戦に行きたいと目論んでいます。
■2001年3月5日(月)
●2部のマンデー・マッチ、ザンクト・パウリ×メンヒェングラードバッハはグラードバッハが敵地ながら2-0と完勝をおさめました。この試合は3位と2位の直接対決、しかもグラードバッハがここで負けると順位が入れ替わるというクリティカルな試合で、最低でも引き分けたいと思っていたのですが、なかなかしっかりした戦いぶりで極めて大きな1勝となりました。
●という訳で順位表も更新してあります。
■2001年3月4日(日)
●我がSVヴァルドホフ・マンハイムはホームでシュトュットガルター・キッカーズに4-2と快勝、勝ち点を39に伸ばし、3位と勝ち点差4、4位とは得失点差のみの5位に上がりました。明日2位のグラードバッハと3位のザンクト・パウリが対戦するんですが、何とかグラードバッハに勝ってもらいたいところ。マンハイムとしてはグラードバッハに次ぐ3位を狙いたいと思うんですがどうでしょう。マンハイムとグラードバッハで3位を争うような事態だけは避けたいなんてことを今から考えているのは無駄な心配でしょうか。
●1部の方はシャルケもレバークーゼンも律儀に負け、金曜日に勝ったBVBが首位、5位のカイザースラウテルンまでが勝ち点差4以内という状態でますます混戦になってます。
●順位表の更新は例によって明日の試合が終わってからにしたいと思います。
■2001年3月3日(土)
●今日はミュンガースドルフでケルン×ヘルタという試合があるのですが、開始が夜8時15分と厳しい時刻だったのであきらめました。やっぱりリーグの試合はすべて土曜日の午後にやって欲しいですな。で、2部を日曜日にやると。でないとシーズン・チケットがどんどん無駄になっちゃう。
●で、今日の試合結果はやはりロストックが3-2でバイエルンに勝ったことに尽きますね。この試合、ロストックが1-0と先行し、バイエルンはいったん同点に追いついたものの2点入れられて突き放されてしまいました。劣勢のバイエルンは、エフェンベルグのシュバルベ(ダイブ)が審判にバレて黄色をもらった他、ファウルを取られて認めてもらえなかったゴールもあり、最後にはCKで前線に出てきたカーンがボールをパンチングで敵ゴールに押し込んで(もちろんハンドです)この日2枚目の黄色をもらい退場しました。あれは完全にわざとやってるよな。
●ま、代表試合だのCLだのと負担が多いことは事実だし、他のチームもバイエルンには特別な意気込みで挑んでくるから大変なのは分かるけど、でもそれがディフェンディング・チャンピオンの宿命というか、そのために代表級の選手で2チーム組めちゃうくらいのメンバーを集めてローテーションしてる訳で。ちなみにカーンが退場になった後のGKはまたしてもタルナートがつとめました。ところでタルナートってどうして代表にならないんだろう。
●で、順位の方は、BVBが昨日フランクフルトを6-1で下して暫定首位になっています。レバークーゼンとシャルケはともに明日の試合。VfBのマガト新監督は地元で就任後初勝利をあげました。でも僕としてはラングニックが好きだったのでマガトで勝ってもあんまり嬉しくないですね。来季はラングニックをレバークーゼンに迎えるというのはどうでしょう(フォクツはいまいち)。あるいはスキベとともに代表のサポートに入るというのは。フェラーもダウムの後ろ盾をなくして以来厳しい情況にあることだし。