■2001年2月27日(火)
●フランス×ドイツは1-0でフランスが勝ちました。ドイツの先発メンバーは結局、
カーン
ヴェアンス イェレミース リンケ
ラメロウ
レーマー ハマン バラック ボーデ
ショル ヤンカー
ということだったんですが、フランスが高い位置でプレッシャーをかけてくるのでバックパスを連発する寒い試合でした。互いの連係も取れていないし、中盤のゲームの組立に工夫がなく、すぐにボールを取られてしまう体たらく。後半ハマンに代えてノイヴィル、ヤンカーに代えてビアホフを投入しましたが、ビアホフの頭も不発に終わりました。何にしてもパスが緩いしスペースの使い方が狭すぎ。そんな狭いとこでチマチマやってんじゃねえ、と言いたくなるシーン多し。
●今日のバラックはいまいち。見ていて思うのは核になるのはだれやねんということであり、とにかくこの人を中心に試合が動いているという存在感のあるプレーヤーがいないところにこの漫然としたフスバルの原因があるのではないかと思う次第。その可能性があるとすればやっぱりバラックだと思うんだけど、最近調子悪いよね。ここはひとつ、ダウムもせっかくレバークーゼンとの契約が切れてフリーなので、知らん顔をして監督に迎えてはいかがでしょうか。
●そうそう、ブレーメンのフリングス君が残り10分で代表デビューを飾りました。でも、同じ残り10分でボーデに代えてクローゼを投入してみては、と思ったのは僕だけでしょうか。ともかく、1ヶ月後のW杯予選では格下相手の取りこぼしがないようにお願いしたいところ。やっぱりノイヴィルは初めっから使おうよ。
●フランスもジダンの得点シーンなんかはさすがに見応えがあったけど、途中出場のアンリはトップ・フォームからはほど遠い出来だし、特に後半は集中力を欠く散漫なプレーも多かった。ま、テスト・マッチなんてこんなもんかとも思うけど。
■2001年2月26日(月)
●日本の皆さんいかがお過ごしですか。という訳で第23節終了。今日は2部のハノーファー×オスナブリュックがあり、テレビで観戦していたのですが、1-0とオスナブリュックのリードで終わるかと思った90分にハノーファーがゴールを決めて何とか引き分けに持ち込みました。僕としてはオスナブリュックを応援していただけに残念でしたが、ま、こんなもんかというところ。
●昨日行われた同じく2部のロイトリンゲン×マンハイムは、マンハイムがやはり1-0といったんリードを奪いながら、後半に追いつかれて引き分けに終わりました。この結果、、マンハイムは4位と勝ち点で並ぶ6位につけていますが、5位のロイトリンゲンはこの水曜日に順延試合をSt.パウリと戦うことになっており、この結果次第では差をつけられてしまう可能性もあり。かといって3位のパウリが勝つのも困るので何とか引き分けということでどうかひとつ。
●明日はフランス×ドイツのテスト・マッチ。BVBのハインリッヒが土曜日の試合でケガをして出場を辞退しました。僕の希望メンバーとしては、
カーン
レーマー バウマン ヴェアンス
ラメロウ
イェレミース バラック
ショル
ノイヴィル ボーデ
ヤンカー
ってとこでどうかと思うんですが、フェラーさんはどうも違うお考えがおありのようで。ちなみに「Bild am Sonntag」が日曜日付けで報じている予想メンバーはこんな感じ。
カーン
ヴェアンス イェレミース ハインリッヒ
レーマー ハマン バラック ツィーゲ
ショル
ノイヴィル ビアホフ
で、今日発売の「kicker」によればこんな感じ。
カーン
ヴェアンス イェレミース リンケ
ラメロウ
レーマー ハマン バラック ツィーゲ
ショル ヤンカー
悪くはないけどリンケはやめようよ。
●ついでといっては何ですが、明日はU21の対ブルガリア戦もあります。ティム君は今回のA代表からは漏れたもののいいプレーを見せて欲しいですな。あと、ビエロフカ、コルツィニーツ、ヴィリあたりもね。そうそう、忘れちゃいけないメツェルダー君も。
■2001年2月24日(土)
●ベケルベルグでグラードバッハ×アーヘンを見てきました。前半は試合を支配しながらも攻めきれないもどかしい展開でしたが、後半に入ってアーヘンに二人目の退場者が出たあたりからリズムに乗り始め、終わってみれば6-1という一方的な試合でした。パワープレーそのもので内容をどうこういうのもアホらしい感じ。アイドーは前回ほどではなかったけどなかなか楽しませてくれました。ただ、ドリブル突破を試みてボールを失うことも今日は多かった。あとファン・ホウトがよかったかな。ヴィティチェックいまいち。ともかくグラードバッハは1部昇格への地歩を固めつつあるというところ。
●1部の方ではバイエルンが地元でケルンと1-1の引き分け。これも前半に1点を先制され、後半からショルを投入してようやく同点に追いつくという苦しい展開(同点ゴールは今年に入って初先発のヤンカー)で、チャンピオンズ・リーグがあるとはいえローテーションがうまく機能していない感を受けますな。しかしながら2位と4位の対決だったBVB×S04はスコアレスドロー、レバークーゼンは昨日やはり地元でコットブスに1-3と完敗、と皆さんつきあいのいいことで、上位が混戦であること自体は何も変わらなかった今節の結果でした。
●尚、ヘルタ×ハッヒングは、ベルリンのオリンピック・スタジアムが冠雪のため中止になりましたとさ。ドイツは週の半ばあたりからまた冷え込んでいます。うちの近所も今朝はうっすらと雪が積もっていました。
●さて、全国2千万人(推定)のSVヴァルドホフ・ファンの皆さん、我がマンハイムは明日日曜日、ロイトリンゲンと対決します。マンハイムとロイトリンゲンは現在勝ち点が同じの6位と4位ですが、ロイトリンゲンの方が消化が1試合少ないことを考えれば、この直接対決は勝つしかないところ。とはいえなにぶんアウェイなんで、最低でも引き分けて欲しいですな。フォーメーション的には怪我人もほとんどなく、出場停止者もなく、まさに満を持している訳ですが。
■2001年2月20日(火)
●2月27日にパリでフランス×ドイツの親善試合が行われますが、その代表メンバーが発表されました。ケガのダイスラーはお休みで、新顔はブレーメンのGKロスト、同じくブレーメンのDFフリングス、ラウテルンのFWクローゼの3人。ヘアチュ君は選に漏れました。
■2001年2月18日(日)
●1部は2試合。ケルン×ラウテルン、VfB×ヘルタはともにビジターが1-0で勝ちました。ちなみに今日のケルンの試合は開始が17:30と遅いため僕は欠席しました。ちょっともったいない気もしたけど、見終わって帰ってきたら8時過ぎとか9時前じゃ疲れちゃうよね、特に日曜日の晩は。今、ドイツではリーグ戦の試合開始を土曜日に午後に統一すべきだというファンの声が盛り上がっているらしい。僕もそう思う。
●だって、金曜日の夜に2試合(20:15キックオフ)、土曜日の午後に4試合(15:30)、土曜日の夜に1試合(20:15)、日曜日の夕方に2試合(17:30)という試合の振り分け方は、もっぱら有料の衛星テレビで試合を中継するための方策。その衛星ももうかっていないという噂。
●2部は引き分けて欲しかったパウリ×デュイスブルグがパウリの勝ちに終わり、昇格圏とマンハイムの勝ち点差は開いてしまいました。ロイトリンゲンはアーレンに完敗してくれたけど。でもまあマンハイムは5位をキープということで何とか上位について行って欲しいと思う次第。
●順位表の更新他は、明日の2部の試合(アーヘン×ビーレフェルド、どうでもいい試合だけど)が終わってからにします。
■2001年2月17日(土)
●まずはSVヴァルドホフ・マンハイムの話題から。赤1人、黄赤1人、黄累積2人と主力4人を欠く状態で試合に臨んだSVWですが、若手の活躍もあってハノーファー相手に2-1で勝ち、暫定5位に順位を上げました。それも1-0から終了10分前に同点に追いつかれながら、再び突き放すという力のこもった試合。U-20代表組のバリッチ、テーバーがしっかり役割を果たしました。昇格レースにはギリギリでついて行ってるという感じ。がんばって欲しい。
●グラードバッハはアウェイながらマインツに1-0で勝ち、昇格へ歩を進めました。
●1部の方では、バイエルン、レバークーゼン、シャルケの上位3チームがいずれもアウェイで敗れる波乱の週になりました。特にバイエルンは「ウチはチャンピオンズ・リーグもあるからさ、格下相手じゃベスト・メンバーなんてもったいなくて組めないよ」と言わんばかりの布陣で臨みハッヒングにあえなく0-1で敗れるという体たらく。リザラズを温存し(タルナートは嫌いじゃないけど)、ハーグリーヴスを先発で起用、ハーグリーヴスの交替はディ・サルヴォでは、いくらお友達とはいえハッヒングも燃えちゃうでしょう。ま、レバークーゼン、シャルケがつきあいよく負けてくれて助かったってことね。
●ロストック×レバークーゼンは審判の判定に異論が出ている様子。後半、レバークーゼンが1-2から決めた同点ゴールを取らなかった(キーパー・チャージだった)ことにレバークーゼンが不服。一方、レバークーゼンがFKを得たボールを持ち去ろうとしたロストックのオズヴァルドに赤を出したのはやりすぎではないかという声もあり。特にボールを持ち去ろうとしたオズヴァルドに足を引っかけて転ばしたキルステンの行為が不問となったのは疑問。
●BVBはホームでHSVに快勝。特に例のロジッキー君の動きが際だっており、「ZDFスポーツ・スタジオ」でも、25百万マルクの移籍金の理由が少しずつ分かりかけてきたような気がします、なあんてコメントもあった。ロジッキー+リッケンのコンビネーションも悪くなかった。でも試合後のインタビューは相変わらずオマエ質問の意味は分かってんのかという感じの頼りなさで、通訳つけてやれよという気もちょっとしたりして。あと、BVBの2点目、3点目はオフサイドくさかった。
●これで、シャルケ、レバークーゼン、BVBが勝ち点で並んで首位バイエルンを追うという情況になりました。
■2001年2月12日(月)
●2部の1試合、デュイスブルグ×アーヘンは4-0でデュイスブルグが勝ちました。この結果マンハイムは8位に後退。
●ところで明日のチャンピオンズ・リーグ、バイエルン×スパルタク・モスクワはどうして地上波で中継がないのでしょうか。ドイツのチームが3つも出てた1次リーグの時ならいざ知らず、今やバイエルンしか勝ち残ってないのに、その出し惜しみはいったい何なんだ、RTL。契約なのか。
●で、木曜日にはUEFAカップ、ラウテルンとVfBが揃って試合を行います。これも何とかして欲しいよな。中継が17:55からって、そんな時間に見られる訳ないだろ。録画してまで見る試合でもあるまいし。VfBもUEFAカップなんかやってるヒマがあったらリーガでしっかりがんばらんかいという感じもするし。マイスナーもザイツもいったい何やってんだ。
●さて、次のナショナル・マッチは2月27日のフランス戦ですが、フェラー監督はケルンのクリスチャン・ティムのベンチ入りを考えているとか。他に名前の挙がっているのはシャルケのベーメとヴォルフスブルグのヴァイザーらしいです。メンバーは20日に発表の予定。
●一昨日のこのコーナーで取り上げたアイドー君ですが、今日発売の「kicker」によると、2部リーグ第21節のプレイヤー・オブ・ザ・デイに選ばれてました。評価は最も高い「1」。だから言っただろう。
■2001年2月11日(日)
●昨日書き忘れたんだけどさ、オーバーハウゼンってチームの名前が「ロート・ヴァイス」なのにどうしてアウェイのユニフォームが青な訳?
●我がヴァルドホフ・マンハイムはホームでLRアーレンと対戦しましたが、シセとサントスが退場となり、ついでに監督のラポルダーまでスタンド送りになって0-3で負けてしまいました。これで昇格レースからは一歩後退、先週アウェイでニュルンベルグに負けたのにもまして痛い1敗となりました。尚、ラポルダー監督のスタンド送りは今シーズン既に4回目だそうです。
●ブンデスリーガ史上最高額の男、BVBのロジッキー君ですが、今日のブレーメン戦で先発、フル出場の地元デビューを果たしました。ダイジェストしか見てないけど動きは悪くなかったと思います。試合後のインタビューではつたないドイツ語で一所懸命答えようとしていたところが微笑ましかったです。ザマー監督がそのインタビューのVTRをアナウンサーと一緒に見ていたのですが(試合後「ran」に出演していた)、VTRを見終わってアナウンサーがひとこと、「監督、彼のドイツ語の能力はどうですか」。ザマー監督「いや、まあ、言ってることは分かってるみたいだよ…」。
●試合結果は、BVB×ブレーメン、フライブルグ×ロストックともにスコアレスドロー。順位表は明日の2部デュイスブルグ×アーヘンが終わったところで更新したいというのが今のところの予定ではあります。
■2001年2月10日(土)
●先週は更新をサボってしまったこのコーナーですが、それもこれも風邪とPC不調のせいだということで。今日はグラードバッハ×オーバーハウゼンを観戦してきました(ちなみに先週のケルン×フライブルグは体調不良につき欠席)。結果はグラードバッハがPKであげた1点を守りきって勝ったのですが、今日の一番の収穫はグラードバッハのアイドー。
●抜群の運動量、スピード、ちょっとボールで遊びすぎの気もするが、今日はそれが次の展開に結びついていたので結果オーライもあり、とにかく文句なしのプレーヤー・オブ・ザ・マッチ。終了20分前に交替で退場するときには満場のスタンディング・オベーションを受けていました。ガーナ国籍の19歳。コルツィニーツ、アウアーと並んで期待の星ですな。がんばって昇格して来季1部で活躍してほしい。
●1部は上位チームが概ねホームで順当に勝ちました。レバークーゼン×ケルンの「ライン・ダービー」は、ケルンが先行したもののレバークーゼンが自力の違いを見せつけて逆転、終わってみれば4-1と貫禄の勝利でした。ルシオが2ゴール。
●尚、2部は、先週末の悪天候のため、第19節の6試合が中止となりました。これらの試合は2月の中旬から3月にかけて、週央を利用して消化されることになっています。