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今年の盛夏に、田舎(の近く)に帰ったんです。まぁ、いろーんな事情で。
やっぱりさっさと就職してみることにしました。

遅れてきた新入社員。人が行きたくても行けない職種に、タイミングのせいでぽこんと挟み込んでもらうのは気が引けながら。それなりにうまくやってるつもり…などとは間違っても言えない、自分の鈍さ無能さを忌まわしく思う日々ですよ(こればかりは自業自得)。あと、頭痛持ちになりつつある、のが悩みですね。

そもそも、正直言うと「同年代との」コミュニケーションは昔からうまくないんです。それが諸悪の根元であることはわかっているのだけれど。ぶっちゃけ、同期の中では浮き気味。

残ってる仕事が気になりつつも、今日は強制休日。休日を一緒に過ごすステディなんて残念ながら居ないもんで、一人でぷらっと車を走らせたりしてます。ついこの前、やっと、譲り受けた車にCDプレイヤを取り付けたんですよ。2回払いだけど(苦笑)。

狭い街はイヤですよ。ホント。休日に街を歩いていても容赦なく会社のヒトに出会ってしまう。なんだか見覚えのある顔があちこちにいる、そんな気がするんです。そして本は少ないしCDもないしライブもない。そもそも見る時間がないか…。もう、息が詰まりそうですよ。

この街で、あとどれだけ我慢できるのか、自分でもまだわからないです、正直(苦笑)。

あぁそうそう、佐野さん(爆)。
こっちに戻るや否や、ファンクラブ限定(平日)ライブだ、主要局ネットのFMレギュラープログラムだと、なんか今のタイミングにこうかよ、って感じで…ちょっと悔しいですけれどね。えぇ、不運なことに、佐野さんのプログラムは聴取できない土地に住んでます。でもこれって、携帯電話でもそうらしいけれど、なければないで、いまいち気に留めなくなってしまう、部類のことみたい。少なくとも今の私にとっては。もちろん、いきなり強烈に忙しくなったからそれどころじゃない、というのもあるだろうとは思うのですが。

「限定」という言葉に惹かれないかというとそりゃウソになりますけれど、「ファンクラブ限定」とかいう、あまりにも閉じたものだと、それほど惹かれないのも事実なんですよね。いつかどこかでお話ししたかもしれませんが、1999年に赤坂であった限定ライブ、私も遠征したんですよ。あれは確かに貴重なものに参加できたことは認めますが、ライブの内容はちょっと辛いものがありましたから。少なくとも私が佐野さんに求めるライブとはかけ離れていて、佐野さんの行く末すら心配しましたから。遠征して、またああいうライブだったら、辛いからゴメンだなというのもあった。

まぁ、参加してないのでどうこうは言えません。ライブの内容も、直接教えてもらう以外は、情報仕入れてません。ライブレポートも読んでません。「よかった」とか「あれは参加しとくべきだったよ」とは散々聞くのですけれどね。「そうなんだー」って感じで。ムチャクチャ悔しいとも思わない。努めてそうしてる、のかもしれません。

でもね、やっぱり新作出してもらうまでは、多分こんな感じだと思いますよ。

もちろん新作が出て、ツアー組んでもらえば、その時の状況が許す限りは参加するつもりです。そりゃ、当然(笑)。

まぁ、それがいつになるのか。来年の初夏?だったらいいけどな(苦笑)。その頃の私がどうなってるのかもまだ、いまいち想像つかないんですから。そういう会社だし、こんな私だから。まぁ、どこかのライブでチャンスでもあれば、一緒に飲みましょう(団体でなくね)。

私が佐野さんのCDを聞き始めたのは中学生の終わり頃、95年の年頭あたりです。気がつくともう7年以上も経ってるんですね。びっくりです。

佐野さんの曲を聴くことは今ではそれほどないし、「佐野のこの一曲に支えられてここまで来た」っていうほどのこともないんだけれど。田舎の几帳面な(え?とか言わないでください)15歳の女の子だったのが、佐野や佐野を通じた通じた出会いがあるから、無謀なこともやっちゃうし、次への変化も受け容れられる自分になった、とは言えるんです。だから今の自分がある、事も。いつかのハートランドからの手紙の言葉を引用すると、佐野さんは私にとっても導火線であったわけです。
(村上奈途子)



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